2008-04-16

沙流岳はぎりぎり登れた

朝早くに音更の道の駅を発ち、日勝峠を目指します。十勝地方をすっぽり覆っていた深い霧は、峠直前ですぱっと切れ、昨日同様真っ青な空となりました。残る問題は雪ですが。

スタート地点となる日勝トンネルそばの駐車場。これなら十分スキーが使えます。さすがに沙流岳まで登れないとなると、本当に何しに来たのかわからなくなりますから、とりあえず、ほっとしました。とはいえ、スタート地点付近の雪はもうすぐなくなりそうです。来週末にはどうなっていることか。ぎりぎり間に合ったというところでしょう。

日勝ピークへの登りは、歩き始めから景色が良いので飽きることなくあっという間です。振り返ると旧国道や熊見山が見下ろせます。斜面には気持ちの良さそうなシュプール。ここを一気に滑り降りたらさぞ爽快でしょう。帰りは期待できそうです。

ちょうど1時間で日勝ピーク到着。東斜面を中心にハイマツがかなり出てきています。

左手にはペンケヌーシ岳から連なる稜線が屏風のように。

日勝ピークから見る沙流岳は頭が真っ白でよく目立っています。ここから一旦下って登り返さなければなりません。

樹林の尾根道をエゾマツ避けながらすいすい下っていくと、あっという間に鞍部に到着します。登り返しは標高差200m弱。太陽が高くなり、徐々に雪が湿って重たくなってきました。

そして 沙流岳到着。所要2時間弱。さっきよりぐっと近づいた感じがするペンケヌーシ岳の山並みを見ながら、陽光の下たっぷりひなたぼっこしていきましょう。

お帰りはこちらの方向。ちょっと白っぽく見えるのが日勝ピーク。これからたどる稜線が白い帯の用になっています。日勝ピークからの滑降が楽しみです。ぱっぱっと帰りましょう。

・・・って、日勝ピークに着いてみれば。せっかく一気に滑り降りようと思っていたのに、水が浮いて滑るどころの話ではなかったのです!ずるずると滑ったかと思うと急に板がひっかかり、ひっかかったかと思うとまたずるっと滑る、この繰り返し。その度に変な声を出しながら、あまり爽快でない滑りに疲れ果ててしまいました。もう少し気温が低ければ良かったんですけどねえ。

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