2008-04-22

浜益御殿を越えて浜益岳へ

雪融けの早さが心配で(最近こればっかり・・・)、ゴールデンウィーク最終日・5月6日に行われる浜益御殿ツアーの下見をしてきました。いったい雪の状態は?

あーもう予想通りと言えばそれまでですが、絶望的に少雪です。この山のスタート地点は林道の融雪状態次第で奥になったり手前になったりします。今日(2008年4月22日)は標高400m付近まで車で入ることができました。ちなみに2007年5月5日は370mまで、2007年4月18日は標高170mまでしか行けてません。つまり軽く2週間以上雪融けが早い訳です。

歩き始めてすぐスキーを履くことができましたが、雪が残っているのは林道上のみ。大阪山手前のうねうねした箇所はとてもショートカットできる様子ではありません。

大阪山を越えて浜益御殿を眺めると、鞍部の笹がとても目立ちます。これも昨年5月5日以上です。

さらに驚きのスノーモビル乗り入れ禁止幕および看板。昨年の様子と見比べるとその差は一目瞭然です。 もう雪は途切れ、笹を踏まなければ行けなくなってしまっているのですから。

それでも標高550mを越えたあたりから雪が一面を覆うようになってきます。相変わらず灌木はうるさいのですが、スキーでも快適に歩けます。稜線に出た後はこの通り。まだしばらくは雪の心配はなさそうです。問題は大阪山から主稜線に出るまでの間。あとどのくらい雪が残ってくれるやら。

今後のツアーのことを考えるとつい憂鬱になってしまいますが、そんな気分を晴らしてくれたのは浜益御殿からの景色でした。いい形の雄冬山。先行の方の足跡が雄冬山方面に延びていました。

そしてゆるい稜線の先には浜益岳。今日の最終目的地はあのピークです。1時間ほど景色を楽しみながら快適にスキーを滑らせます。山頂直下の雪がぐっさぐさでやや登りにくいか?帰り道に出会ったツボ足のグループは雪に足を取られ苦労しているようでした。

山頂では探すまでもなく三角点が顔を出していました。この大きさは一等三角点ですね。そんなわけで当然ここからの景色も抜群です。

黒々と山肌をさらした群別岳は、鋭角に突き出してかっこいいこと!

一方、暑寒別岳はどっしりとその存在感を示しています。

通り過ぎてきた浜益御殿を振り返って。浜益御殿からの下りはスキーで楽させてもらいました。

天気が良くスキーも楽しめましたが、2週間後のツアーを考えると頭が痛い・・・そんな複雑な一日となりました。本番はどうなる?どうする?

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