しばらくうつらうつらして、12時過ぎに目を覚ますと、月も星も一面の雲に隠れてしまっていました。風もやんでいます。これで落ち着いて寝られそうです。
再び目を覚ましたのは4時30分。雲と地平線の間のわずかな空間だけが濃紫に染まりました。全天を雲が覆っているせいか、もうすでに生暖かくなっています。
日の出直後。高曇りのトムラウシ。景色を眺めながら朝食を摂り、防寒着を脱いで下山しましょう。
8合目にて、バチバチと当たるものがあります。もう風はないので砂粒ではありません。雨具の上に落ちてきたものは、なんと氷粒。今シーズン初。なんだか気持ち悪いくらい暖かい9月ですが、もう少しで雪の季節だということを思い出させてくれます。
姿見の池に着いて、昨日は暗くて撮れなかった写真を一枚。一人寂しい涙のビバーク体験はここで終了となりました。次回はぜひ参加者の皆さんとわいわい夜を過ごしたいものです。
2 件のコメント:
涙のビバーク体験ツアーですか。
寂しいでしたか? ほんとは一人楽しくビバークしていたのでは?
山頂でビバークとは、寒い一夜を過ごしたことでしょう! そうでも無さそうだけど?
真夜中の宇宙観が味わえる!
星を隈無く見れる!
夕焼け、月、朝焼け、ご来光が見れる!
短波ラジヲなんぞ持参すると世界が聞ける!
良いことずくめですよね。
一つぐらい有ったかな~? 慰めの言葉です。
暖かいお言葉ありがとうございます。
たまには一人孤独に暗闇におびえるというのもいいものです。
今度はどこの山頂で夜を明かそうかな?
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