平山山頂近くで、とんでもないものを見つけてしまいました。いえ、正確にはお客様に見つけてもらったのですが。
まず、気を落ち着けてください。これが正常な紅葉季のチングルマです。大雪山系なら、どこででも見るありふれた紅葉です。
では、次。これが驚くべきチングルマ。
なんと花が咲いているではありませんか!真っ赤に紅葉した葉の真ん中で、白く瑞々しい花弁と黄色い雄しべ雌しべが鮮やかな対照を成しています。
これはやはり、8月の超低温と9月の猛暑が一緒になってしたイタズラなのでしょうか。秋にキバナシャクナゲが咲くのはたまに見ますが、チングルマが咲いたのを目にしたのは初めてのことです。
たしかに鮮やかでキレイではあるのですが、どこかしっくり来ない、腑に落ちない、落ち着きの悪さを感じてしまう出来事です。
3 件のコメント:
へ~! 珍しいっスネ。
2回咲くと言うことなのかな?
珍事だ!謎だ!
来年の分を先取り?
発見なんて。
土栄さんがチングルマの紅葉が美しいと立ち止まった後は時間の問題です。
コマクサもミヤマキンバイもメアカンキンバイも咲いていたので、みんな狂い咲き(来年の蕾の早咲き)かと思ったら、コマクサは来年の花の蕾は用意しないから今年の花の遅咲きと教えてもらいました。
う~ん、準備が良過ぎるのも問題かなと、当日も忘れ物をした私は、独り合点したのでした。
その辺りは、草本と木本で異なるのではないかな、と思っています。
こうやっておかしな時季に咲くのも、チングルマ全体にとっては生存のための保険になっているのでしょうか。
準備良すぎるというのは、通信紙の発送が遅れがちで原稿をよく落とす私には憧れの言葉ではあります。
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