初冠雪が確認されてから、ずっと雪を被っていた旭岳。ここ数日の陽気で、下界からはずいぶん溶けたように見えますが、実際はどうなのでしょう?
旭岳8合目手前。ご覧の通り、右手尾根上にある登山道に雪は全く見られません。暑いくらいの陽気の中、さらに上を目指します。
9合目上のニセ金庫岩から、ところどころ登山道が雪に覆われ出します。そして旭岳山頂はこの通り。雪はやや堅め。
裏旭方面に下る登山道もすっかり雪の下。野営指定地までの間は雪の上を歩くことになります。ここの雪もやや堅めです。急斜面なので、慣れない方は無理してこちらに下りないでください。
雪に慣れている方なら、むしろ夏よりも早く下れるでしょう。ずさーっと滑ることができますから。熊ヶ岳への登り返しから振り返って旭岳。
この時季嬉しいのは、降り積もった雪をたどって登山道から外れることができること。ある程度の積雪深があれば、踏み入っても下の植生に影響を与えません。夏には撮れない角度から写真を撮れる幸せ。間宮分岐付近からのお鉢平。
間宮分岐をすぎると、中岳分岐までの下り以外はもう雪はありません。旭岳から裏旭への下りさえ気をつければ、夏山用の登山靴でも十分歩くことができます。「今日のところは」ですけれど。
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