近畿山行・旅の準備

今年の旅の目玉は大峯奥駈道。吉野から熊野まで続く９０ｋｍにおよぶトレイルは、歩き通すのにおおむね６日間は必要だそうです。山の上に宿坊や営業小屋もあるのですが、さすがにこの時季はもう閉まっているようです。

ということは食料は沢山持って歩かなければなりません。予備食を含めて６泊１２食分くらいでしょうか。その他に行動食と非常食も必要です。

ガスカートリッジも結構使うでしょうねえ。４７０ｇの大きいやつと１１０ｇの小さなやつを二つ買おうかなあ。

水も心配です。初めて行く山域ですから、この時季にどの程度水を取れるのか見当がつきません。もし水場が枯れていたらと考えると、多めに持って歩かざるを得ません。行動用に水１Ｌ、お湯０．５Ｌ、コーヒー０．３５Ｌ。予備として水を２．５Ｌ持つことにしました。

泊数が多いので、本は多めに持ちたいところ。読む本のない山の夜は切なすぎます。よし、文庫本４冊！

そんなこんなで全部の荷物を並べるとこんな具合。ど真ん中にある緑色のスタッフバッグが食料品です。すぐ左上のえんじ色の寝袋より一回りは大きいでしょうか。ザックの下のテント一式よりも嵩張っています。ああ、そうそう、隣に置いてある薄緑が行動食でした。二つ合わせると相当な量ですよね。

で、全部詰めて見たのがこのザック。なんだかもうはち切れんばかりになっています。えいやっと担いで、恐る恐る体重計に乗ってみると、指し示された値は体重＋３０ｋｇ。一瞬、３０ｋｇってこんなに軽かったっけ？と思いましたが、次の瞬間とんでもないことに思い当たりました。

今はまだ、水とガスカートリッジが入っていないのです。水とガスで計５ｋｇくらいになるのではないでしょうか。すると総重量は・・・あーあー考えたくもない。

大丈夫、毎日食料は減り確実にその分軽くなっていくのですから・・・。ねえ？