2009-12-01

近畿山行・1日目 札幌-吉野

11月11日(水) 曇り

旅の一日目は大峯奥駈道のスタート地点・吉野への移動の日。12時発の飛行機に乗ればよいので、朝はかなり楽できます。

件の大きく重いザックを背負って、えっちらおっちら空港バス乗り場へ。いつも思うことですが、こんな大荷物で見知った住宅街を歩くのはちょっと気恥ずかしいものがあります。旅先では平気なんですけどね。

空港ではちょっとした事件(?)が発生!なんと預け荷物の重量制限に引っかかってしまったのです。聞くと無料で預けられるのは20kgまでで、超過分には525円/kgかかるのだとか。結局、中身を取り出して手荷物に振り分けることにして、カウンターの前でごそごそ。なんとか事なきを得ました。今まで荷物満載の大きなザックを預けても何も言われたことはなかったのですが、それだけ今回は重すぎたということなのでしょうか?

いつものように窓側の席を取ったのに、残念ながら上下を厚い雲に挟まれて全く何も見えず。北日本から西日本にかけて広範囲に悪天となっているようです。雨雲を突いて関空着。

ここからが今日の忙しいところ。関空から大阪に出て吉野へ向かう途中、どこかでガスカートリッジを購入しなければならないのです。空港で預け荷物を受け取ったらJR乗り場まで走り、なんとか特急に間に合いました。これでちょっと楽になったかと思ったのも束の間、朝方の大雨のせいでいつもよりゆっくり運行していると言うのです。車掌さんに尋ねたところ、最も遅くて15km/hで走る区間もあるとか。気象条件のせいとはいえ、これで特急料金というのはどうなんでしょう。線路も曲がりくねっていますし、触れられそうな距離に民家があったりしますから、北海道のように飛ばすわけにはいかないのでしょうけど。

15時25分JR天王寺駅着。あらかじめ調べておいた最寄りの山道具屋へ、ザックを背負ったまま急ぎます。近鉄阿部野橋駅を15時50分に出る吉野行き急行に乗りたいので、許された時間は25分しかありません。急げ!

目指すは駅にほど近いヨシミスポーツ。10分ほどで到着。玄関入ってすぐそこのガスカートリッジ売り場に直行し、レジで会計してすぐに飛び出す早業で、滞在時間は5分もありませんでした。山道具屋巡りが大好きな私にとって、これは残念です。無念です。もっとゆっくり見たかった。二階も見たかった。後ろ髪引かれる思いで近鉄阿部野橋駅に向かいます。

あたふたと乗車券を買ってプラットホームに入ると、お目当ての急行は既に入構していました。なんとか間に合った・・・。

17時21分、とっぷりと日が暮れた吉野神宮駅。今日泊まる宿までは、ここからコミュニティバスが出ています。最終便は17時30分発。建物に囲まれたちょっとした広場風の駅前で、ぽつんと一人バスを待ちます。

ところが・・・30分になってもバスが来ません。コミュニティバスだからあまり時間にうるさくないのかな?40分になってもまだ来ません。何度もバス停の時刻表を確認します。確かに17時30分と書いています。50分になってもやっぱり来ません。これはおかしい。絶対におかしい。もしかして事前予約とかコミュニティバス独特のルールでもあるのでしょうか。これ以上待っても埒があきません。ここはおとなしくタクシーを呼びますか・・・。

駅から15分。吉野の観光名所を通り抜け、上千本の宿に到着。玄関には仰々しいお迎えの看板が。いや、こんな風にお出迎えされるほどのものではありませんので・・・。

札幌から大阪を経て吉野まで。9時間に及ぶ長い長い移動の日でした。

2 件のコメント:

モンタン さんのコメント...

お帰り~ & こんにちは~
コミュニティーバスが来ない胸騒ぎ?
焦りますよね~ 旅の醍醐味かな~
無事たどり着けて何より。
飛行場での重量オーバーもたまに見かけますよ~
特にザックの人とスーツケースの人!
日常茶飯事かな?
まだまだ旅日記は続く……かな?

写真整理やら…急がしそうだけどガンバ!

DOEI Takuma さんのコメント...

ただいまー。
やっと帰ってきて、ようやく更新できるようになりました。
まだまだ旅日記は続きますが、なかなか時間がなくて・・・
でも頑張ります!