2010-06-22

伏美岳より1967峰・2日目

昨夜(と言ってもまだ明るい)19時から8時間たっぷりと睡眠をとり、今朝は3時起床。すでに薄明るいのが今時季の北海道のいいところ。そそくさと朝食を済ませて4時に出発!

昨日よりもはるかに濃い霧の中、まずは1967峰を目指します。ほとんど雪を踏んでいけるので楽々。

濃霧の1967峰山頂。慎ましげに置いてある標識がなければ、ここが山頂とは気づかずに通り過ぎてしまいそうです。

1967峰から北戸蔦別岳方面に向けて進みます。今まで以上に岩とハイマツが目立ちます。

全く何も見えない中、北戸蔦別岳の手前の手前、標高点1856に到着。北戸蔦別岳まではあとわずかですが、時間の関係でここで引き返すことにしました。

全く何も見えないまま今日は一日終わるかと思ったそのとき、にわかに雲に隙間ができて青空がのぞいたのです。

青空の領域はどんどん広がっていき、1967峰に戻ってきたときにはご覧の通り。ああ、やっぱり太陽って良い・・・。

1967峰山頂で山座同定する佐久間。あまり日高になじみがない私たちはひとつずつ確認していかなければわからない山が多いのです。ちなみに雲から現れ始めているのは幌尻岳です。

40分ほど景色を楽しみ、帰途につきます。ピパイロ岳へと続く稜線がきれいです。

テントを張った1793コルへ帰着。昨日も今朝も見えなかった1967峰が間近に聳えています。右も左も前も後も、どこを向いても山山山。展望の良いテント場です。

昨日見られなかった山々を眺めながらの帰り道。谷を刻んでどこまでも続く日高の山並みは、平坦に広がる大雪山のそれとは違った魅力がありますね。

ピパイロ岳から見る1967峰とそこに続く稜線。

ピパイロ岳から見る日高の山並み。左から、伏美岳・妙敷山・十勝幌尻岳・札内岳・エサオマントッタベツ岳・カムイエクウチカウシ山・ナメワッカ岳・幌尻岳・戸蔦別岳・北戸蔦別岳・1967峰。朝、あんなにガスってたのに、よくぞここまで晴れてくれたものです。

あまりゆっくりしてもいられません。ここから伏美岳に戻るのが一苦労なのですから。

1 件のコメント:

もっち さんのコメント...

ああ、いいなあ!行きたかったな。
昨日今日は下見以上の展望がのぞめそう。

あれ、土栄さん、今日はツアー中止で事務仕事?
昨日26日は神居尻、ってことは、伏見~1967mは中止?
でも、どうして?
天気予報は良いし、満席、キャンセル待ち(っていうか、追加催行待ちが)2,3人いたはずなのに?
でも、ホームに中止と出てないし。
佐久間さん一人の担当なのかしら?

2,3か月ご無沙汰したら、山楽舎の動向がつかめません。