今年は雪融けが遅いですね。感覚的には昨年より1週間から10日くらい遅い感じがします。一昨日歩いてきたニペソツ山もいつになく雪が多く残っていました。
登山口からわずかに登った標高1100m付近で登山道上に雪が現れ始めました。まさかこんなところで、というのが正直なところ。ちょっと驚いてしまいました。
標高1250m。「ニペソツへ6km」の看板がある広場。周辺だけわずかに地面が出ていますが、ほとんどは雪の下でした。
標高1400m付近まで来ると、もう完全に一面雪の下です。登山道を探す必要がなくなり、自由に雪の上を歩くことができます。
標高1500m付近。小天狗への最後の登りも木に邪魔されず尾根筋を進むことができます。
この日一番の驚きは、小天狗直下の標高1600m付近。夏道をたどるとちょっとイヤらしい岩場を越えなければならないのですが、そこを通ることなく夏道の数十m下方をトラバースすることができました。
天狗のコルが雪で埋まっているのは当然として、前天狗への登りも標高1750m付近まで雪をたどっていけました。これまたかなり楽できました。
でもその先はほとんど全く雪がありません。ところどころわずかに残っているのみです。
天狗岳から見たニペソツ山。登山道がある場所は真っ黒になっているのがよくわかります。
前半雪をたどって楽をして、後半は安全に夏道をたどることができる。ニペソツに登るにはこの時季が最適なのかもしれませんね。
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