2005-02-21

下見は大事

昨日は札幌でスノーシューツアーを行いました。大雪山をホームグラウンドとする私たちにとって、札幌はいわばアウェーとなります。そしてやはりありました。「アウェーの洗礼」というものが。

それは、交通渋滞です。

旭川にも一応渋滞らしきものはありますし、冬ともなれば道路にはみ出した雪の山と滑る路面で車が遅々として進まなくなることもあります。でも、東川町に住む私たちが仕事で旭岳に行くときに道路が込むことはあり得ません。その間、信号すらほとんど無いくらいですから、交通量が絶対的に少ないのです。いつでも快適にすいすいと移動することができます。それが常態の私たちにとって、「仕事」と「渋滞」とは結びつく概念ではないのです。

しかし、北海道随一の都市・札幌はやはり手強い相手でした。

スノーシューツアーを行った円山は市街のただ中にあるため(2月2日の記事参照)、そこに行くためにはいやでも札幌中心部を通り抜けなければなりません。その道でまんまと渋滞にはまってしまったのです。都市の中心が渋滞することは、ごく自然なことです。しかも集合時刻は朝9時で、最も交通量が多い時間帯です。朝、市街地を走る時は渋滞に注意する。「仕事」と「渋滞」が結びつかないがために、こんな当たり前のことに頭が回りませんでした。結局、一つの交差点を通り過ぎるのに信号3回分もまたなければならないような状況で、登山口に着くまで普段の何倍も時間がかかってしまいました。

幸いなことに、渋滞にはまったのは前日下見に行ったときの話。一応念のため、当日の時刻に合わせてもう一度歩いておくことにしたのですが、これが奏功しました。ツアー当日渋滞で遅刻なんてことになったら目もあてられませんから。下見って本当に本当に本当に大切だ、と再確認した札幌の一日でした。

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