昨日の講演会はおかげさまで大盛況となりました。念のため二部屋押さえておいた会場がいっぱいになるほどの大入りで、なんと参加者は40名。「10人くらいは来てくれるかなあ」という当初の予測を軽く上回りました。大雪山の麓に住む地元の方々が、いかに登山道侵食や国立公園管理に対して高い関心を持っているか。改めて感じさせられました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
今回のお二人の講師には、完全にボランティアで来ていただいています。昨日、渡辺先生は、「国立公園を賢く管理するには、地元民が正確な知識を持ち、その上で管理に参加することが重要である」、というお話をされていました。地元民のレベルアップを実現させるため、有言実行の精神で自ら実践するために、無償で東川町までやって来てくれたのです。太田さんも研究成果の地元還元という理念に賛同してくださっていました。ありがたいことです。このご厚意に背かないためにも、わたしたちはどん欲に学び続けなければなりませんし、研究の場と実践の場との交流を絶やさないよう守り育てていく必要があるのでしょう。
ということは、早速次回の講師の先生を決定し、大雪山まで来ていただけるよう交渉しなければなりませんね。継続は力ですから。さて、どの分野のどんな先生をお呼びしましょうか?
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