大学院の同期からせっぱつまったメールが来ました。締め切り間近でどうしても手伝ってほしい仕事があるとのこと。詳しく聞いてみると、これは泣き言が出るのも納得という仕事の量。しかも納期は間近で、たったの二日後。
2月に札幌でスノーシュープログラムを行う計画があり、今日はその下見に行く予定でいましたが、どうもそんなことを言っている場合ではなさそうです。お世話になった友人ですし、「情けは人のためならず」ということわざもあります。東川に帰る日を一日遅らせて、下見は延期し、仕事を受けることにしました。
仕事はいわゆるテープ起こしです(今はテープではなくMP3などの音声ファイルを使うことも多いようです)。講演会などで演者の発言を録音し、それを文章に書き出す作業です。昔一度やったことがありますが、これがえらく大変なんです。なにせその場にいたわけではないですから、話している内容についての基礎知識がありません。話している人がどんな人かもわからなければ、そもそもどんなテーマの講演なのかもわかりません。その他にも録音の質であるとか演者の声質だとかも重要な要素です。音声を聞いては文章を打ち込み、聞き直しては文章を直す。これを延々と繰り返します。だいたい1時間の作業でテープ10分ぶん進めば私にとっては上出来です。たった1時間の講演を書き出すのに6時間以上もかかる過酷な仕事なのです。
そんなこんなで、実はこのスタッフノートを更新している時間もあまりありません。なにせ締め切りはもうそこまで迫ってきています。・・・さて、作業にもどるとしよう。
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