とはいえ、表紙の写真や章立てだけでは詳しい内容はわかりません。
そこで、今日はDVD第2巻「永久凍土と周氷河地形」のコマーシャルをば。
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この風景の中に永久凍土が隠れています。いったい永久凍土はどこにあるのでしょうか?実は、地形を見ると一目瞭然なのです。 | |
黒岳山頂からお鉢平方面を望む |
大きな大きな六角形の一部が地面に隠れています。これは、そこに永久凍土がある証拠。言われなければわからないこの模様。新たな知識を得ることで、いままで何となく通り過ぎていた風景が違う意味を持って目の前に現れます。 | |
雲の平の地表1 |
割目は続くよどこまでも。これも六角形の一部で、当然永久凍土の証拠なんです。そして、そこに生きる植物は大雪山がツンドラの飛び地であることを雄弁に物語ります。 | |
雲の平の地表2 |
大雪山は、アラスカ並の厳しい環境にさらされるため、高山帯には永久凍土が存在し、その地表はさまざまな周氷河地形によって飾られるといいます。
でも、言葉自体は聞いたことがあっても、永久凍土とか周氷河地形のことは意外と知られていません。それに、本などで勉強した人でも、あの場所でみたあの地形が本当に周氷河地形なのかどうかを自分で判断するのは至難の業です。
だから、このDVDの出番です。
大雪山で実際の地形を見ながらのレクチャーで、いままでの疑問がぜーんぶ氷解しちゃいます。講師の澤田さんの語り口も絶品。難解な現象を簡単な言葉でわかりやすく説明してくれます。
このDVDを見れば、あなたの大好きな大雪山のことをもっともっと理解できますよ。
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