2009-09-30

カサカサカサカサ

艶やかな紅葉の時季が終わると、次にやってくるのは落ち着いた晩秋。落ち葉を踏みしめカサコソ歩く季節です。

柔らかな陽光を浴びて暖かそうな落ち葉だまりを眺めながら・・・

カサカサカサ。

カサカサカサカサ。

晩秋の楽しみの一つです。

2009-09-27

見える見える

すっきり晴れた快晴の富良野岳。どこまでも見えそうな山頂からは遠く羊蹄山まで見通すことができました。

富良野西岳から芦別岳に連なる山地を一列目、その奥の札幌の山並みを二列目として、さらにその奥にプリン状の頭だけを覗かせているのが羊蹄山です。思ったよりも大きく見えます。富良野岳から羊蹄山までは直線距離にしておおよそ160kmもありますから、今日はかなりの好天に恵まれたということです。

ちなみに、羊蹄山と富良野西岳の中間には札幌市民の心の山・藻岩山が見えているはずです。富良野西岳の右上には同じく札幌の円山も見えるのです。理論上は。それぞれ標高は、藻岩山530.8m、円山225.0mしかありませんが、間に高い山がないので上手い具合に見通せるわけです。さすがに山座同定までは無理ですが、札幌出身の私は微妙に嬉しくなってしまいます。

紅葉情報・富良野岳~原始が原





紅葉情報・十勝岳温泉~富良野岳







2009-09-26

紅葉情報・天塩岳









ご親切痛み入ります

天塩岳新道コースの山頂付近に建っている避難小屋。いつもキレイ清潔に管理されているので、お昼休憩にはいつも使わせていただいています。

今日も休憩させてもらおうと小屋に入ると、ほんのり明るい部屋の一番奥になにやら見慣れないものが。

水が入ったペットボトルが沢山。そして壁には緑のテープで、

「ノンデイイヨ」

飲んで良いんですか!?

残雪がなければ水を得ることのできないこの小屋では、これ以上の厚意はありません。私たちは日帰りですので使う必要はないのですが、カタカナ書きの文字になんとも暖かい気持ちになりました。

2009-09-24

五連休の軌跡(奇跡?)

ゴールデンウィークが明けてからというもの、今年の夏山は本当に雨に泣かされ続けてきました。中止されたツアーは数多く、催行された場合でも雨具は必須。いったいいつになったら好天の山を楽しめるのかと思っていました。

それがどうやら、シルバーウィークなる秋の五連休で雨のトンネルを抜け出せたようです。五連休中のツアーの様子をご覧ください。

9月19日銀泉台にて。透き通るような青い秋空の下、第一雪渓の紅葉が見頃でした。

9月20日十勝岳中腹にて。盆地に低く垂れ込める雲海の上には、飛行機から見ているのかと思うくらいの空。

9月21日姿見平にて。その名の通り鏡のように旭岳を映す鏡池。池の色が深い青に見えるのは晴れならでは。

9月22日平山にて。雨の予報も出ていたこの日。意外にも雲一つかかっていない表大雪をすっきりと望むことができました。

そして連休最終日。9月23日沼ノ原山にて。1年に何度あるだろうかという最高の快晴で締めくくり。トムラウシがばっちり!

今年の夏山ツアーのシーズンは残り一ヶ月とちょっと。こんな風にお天気に恵まれて終えたいものです。

2009-09-21

紅葉情報・当麻岳





紅葉情報・裾合分岐~当麻乗越



紅葉情報・姿見平~裾合分岐2





紅葉情報・姿見駅周辺2

大盛況の姿見平

五連休の中日でしかもお天気が良いとなれば、紅葉を楽しめる観光地・姿見平が賑わうのは必然です。

散策の人が列をなし、

下り便を待つ長い行列ができて、

長い長い行列ができて、

長い長い長い行列ができて・・・

結局40分待ってようやくロープウェイに乗ることができました。紅葉の時季の風物詩とはいえ、慣れない行列に疲れてしまいます。

冷えた!

旭川市で2.7℃(10月下旬並)、上川町で-1.3℃(11月上旬並・9月の観測史上最低)と、とにかく冷えた今朝の大雪山周辺。もちろん山の上も冷えに冷えていました。

ロープウェイ姿見駅の目の前にある池は朝7時の段階で全面結氷していました。

裾合平に向かう登山道には至るところに盛大な霜柱が。

水という水は氷に姿を変えていました。

岩陰にはなんとツララまで。

体感的には風弱く陽光暖かな過ごしやすい小春日和だったのですが、夜はかなり冷え込んだようですね。そっと冬が近づいてきているようです。