2006-04-30

アイス系グルメレポーター

第一弾ツララ第二弾ソフトクリームに続き、またまた美味しいものをご紹介しましょう。

今回のスイーツはこちら。エビのしっぽ。日本一の雪質を誇る旭岳が作り上げた一品です。木や岩や鉄杭や看板や、ちょっとでも盛り上がっているものがあると、その風上側にどんどん冷蔵庫の霜みたいなものが伸びていきます。それがエビのしっぽ。これを食してみようと言うのです。

ものによってはかなり大きくなります。両手で持ってそしてかぶりつく!・・・しゃくしゃくしゃく・・・。今までに経験したことのない新しい食感です。さらさらの雪を食べるのとも違いますし、つるつるの氷を舐めるのとも違う。ミルフィーユをもう少しかたくしたような、そんな感じ。この食感が素材の味を存分に引き出しています。こりゃうまい。

風洞実験室を氷点下に冷やし、100%の果汁を霧吹きでばらまいたら、壁一面にエビのしっぽアイスができるのかも。・・・食べてみたいですなあ。

2006-04-29

山楽舎的季節

たとえば風鈴のように、目にするだけで季節を感じさせるものがあります。我が舎の場合は「笠」がその役割を果たしています。冬季は封印されていたこの笠を代表の佐久間が山でかぶりだすと、「ああ、今年も夏山シーズンが来たのだなあ」と感慨深くなります。逆に、寒くなって笠がフリースの帽子に変わると冬です。山楽舎BEARにあるのは「夏」か「冬」のみ。「笠」か「非笠」のみなのです。

今年の初かぶりは昨日、4月28日。そんなわけで皆さん、山はまだ雪の世界ですが、もう夏がはじまったのですよ。

2006-04-28

行きはよいよい

強烈な陽射しに思わず目を覚ましました。時計を見ると午前5時。窓の外には空の薄いブルーが広がっていました。絶好の下見日和です。

今日の目的地は大雪山からわずかにはずれて、上川町と遠軽町の境界上の山、チトカニウシ。北見峠から登るこの山は、古くから山スキーが盛んだったそうです。

北見峠からはチトカニウシ山頂がはっきりと見えます。標高1446mとそう高くはありませんが、まわりに高い山がないためよく目立っています。それにしても良い天気!まずは左手前の丘を奥から巻いて進みます。

平らな広い尾根を1時間ほど行くと、そこからは急登になります。後に見えているのは天狗岳かな?

50分ほど汗を流すと、見晴らしの良い尾根。ニセイカウシペから表大雪の方向を眺めながらたたずむ男の背中。何かを物語っているような、いないような。このあたりから、ちょっと雲が出てきました。

あとわずかばかり登れば、念願の頂上です。いったいどんな景色が待っているというのか!乞うご期待!

なんと、山頂直前でもくもくと雲が出てきて、雪が降り出し、強風が吹き荒れ、結局山頂に着いた頃にはこんな景色しか拝めませんでした・・・。無念。

5月3日は山楽舎BEARオリジナルプログラム・チトカニウシ山。雄大な景色はその時まで撮っておきましょう。

今日のチトカニウシ山。
・気温:-3.3℃
・平均風速:10.1m/s
・最大風速:13.3m/s
(いずれも11時チトカニウシ山頂)

2006-04-27

グルメレポーター

我が町、東川町には中心街に「道草館」という道の駅があります。味噌やらパンやら木工品やら東川の特産品ならなんでも売っていて、いつも人でにぎわっています。

満を持して、という感じでしょうか、明後日から新たにソフトクリームを扱うことになったそうです。今日はそのプレオープン・試食会をやっていました。店のおねえさん達も新しい制服でどきどきものですよ。

で、これが「きらり」という名のソフトクリーム300円也。今までに食べたどれよりも濃厚な味でした。かといって、くどい訳でもなく。正直、「美味しかった」です。星形のパイもサクサクと良い舌触り。木のスプーンも気が利いています。せっかくですから持ち帰ってお土産にしちゃってください。大きさもほどよく、大人が食べても余らせることはなさそうです。

解説によると、2種類のクリームを上下で使い分けているんだとか。上半分は濃厚な味、下半分はあっさり目に。最後まで美味しく食べられるようにとの工夫なんですね。お味は他に、コーヒーゼリー+きらり、豆乳ぷりん+きらりがあって、全3種類。どれも美味しそうですよ。

もうすぐ始まるゴールデンウィーク。東川町にお越しの際は、道草館に立ち寄って、美味しいソフトクリーム「きらり」をぜひお試しあれ。ついでにスノーシューツアーにもご参加いただけるとありがたいのですが。

2006-04-26

寒い4月

「どうも今年の4月はなかなか暖かくならない」と思っていたら、それもそのはず。この前ラジオで小耳に挟んだところによると、北海道の4月前半の気温が過去最低だったとか。そういえば、この時期いつも見るはずのコブシの花も今年はまだ咲いていないような・・・。

気になったので少々調べてみました。東川町の4月1日~25日までの平均気温を見ると、今年は約1.3℃。これは平年値よりも2.3℃も低く、暖かかった2003年と比べると4℃も低い数値です。また、最高気温が10℃を上回った日数は、2003年が10日あるのに対して今年は4日。さらに、2003年は20℃を越えた日があるのに対して今年は一番暖かかったのが11.7℃。調べれば調べるほど寒い気がしてきました。

そういえば、去年も4月・5月の気温が低く、消雪や開花や紅葉など山の季節が10日から20日ほどもずれ込んでいました。今年はなんとそれすらも上回る(下回る?)寒さだったのです。

去年はあまりに残雪が多く、走れるはずの林道が雪に閉ざされて入れなかったり、出ているはずの夏道が厚い雪の下だったりで、6月のプログラムがずいぶん中止させられました。このままだと、今年も雪に泣かされてしまうのかも・・・。

東川町4月の気温(1日~25日、単位℃)
 2006年2005年2003年平年
平均1.302.485.283.64
最高5.497.0710.488.27

2006-04-22

春の匂い

今週末は所要で札幌。東川より60kmほど南に位置する札幌は、季節の進み方もちょっぴり早いようです。どこからともなく緑の萌える匂い。そろそろ芽吹きの時期ですね。

2006-04-21

いろんな旭岳

今週水曜日の旭岳。前日の夜まで雪が降り続き、その後晴れた朝。新雪で真っ白に化粧した旭岳が朝陽をあびてきらきらしています。こんな日はちょっと余裕を持って家を出て、写真を撮り撮り山に向かいます。

まずは東川町東4号からの眺め。田植えを待つ田んぼの奥に白い表大雪。4月の東川を代表する風景ですな。

昨年開通したての旭岳トンネルを抜けるとそこは。先ほどとはちょっと角度の変わった旭岳もいいものです。

旭岳中腹ガマ岩から。エゾマツ林の後に隠れてそっとこちらをうかがう恥ずかしがり屋の旭岳。

旭岳温泉入口、駒止の滝より。山に近づくにつれ、青空の割合が増えてきましたよ。

姿見平、すり鉢池越しの旭岳。一瞬ガスにまかれた後、再び現れた演出上手な旭岳。

近くから遠くまで見る角度によっていろいろな顔を見せる旭岳でした。

2006-04-20

補足しないとね

さすがに昨日の写真だけではあんまりですから、こんな写真もご紹介しておきます。いつもいつもボケた写真しか撮れないわけではないことを証明しておかないと・・・。

そんなわけで、まずはギンザンマシコの雌。きれいな緑色をしています。

お次はギンザンマシコ雄。この鮮やかな赤が、雌のみならず人間の目をも惹きつけるのです。

このギンザンマシコ、日本では北海道にしか生息しないということもあり、本州の鳥愛好家の方々にとっては憧れの鳥の一つなんだそうです。7月ともなれば、砲身というのがふさわしいほど立派なレンズを構える人たちが、姿見の展望台を占拠します。そして朝から晩までギンザンマシコを狙ってシャッターチャンスを待っているのです。

ちなみに上の二枚は私自身が撮ったもの。特にギンザンマシコを撮ろうと意気込んでいたわけでもなく、天気の良い日に一日ぼおっと山の中で座っていたら、あちらさんから勝手に近寄ってきてくれたのです。あまりに動きが無かったから、岩か何かと勘違いされたのでしょうか。手を伸ばせばさわれる距離にやってきて、私の荷物をつついておりました。

必死でギンザンマシコを狙っている方々には申し訳ない話ですが・・・。毎日のように山に通っていると、こんな素敵なこともあるということで。

2006-04-19

来た来た来ました!

今日姿見の池周辺を歩いてきたら、今年もあの鳥さんたちがいらっしゃってました。そう。ギンザンマシコさまご一行。それも二つがい一緒に。アカ・ミドリ・アカ・ミドリと白一色の雪の上で四羽の雄雌の目立つことと言ったらありません。風衝地になって植物が顔を出しているあたりでなにやらついばんでいたようです。

人間を恐れるでもなくすぐ近くまで来てくれたのですが、ついつい焦って写真はボケボケになってしまいました。こんな時こそ平常心なのに。まだ修行が足りないようです。

人気がなくて静かなこの時期、徐々にやってきている鳥を見物するには良い時期かもしれませんよ。

2006-04-18

雨から変わった雪が積もる

昨晩の雪がまだ降り続いています。朝の東川、窓の外はすっかり雪の世界。はらはらと降る春の牡丹雪も風流なものです。本当に4月か?という気はしますが・・・

2006-04-17

雨は7時過ぎに雪へと変わった

天気もよく陽射しも暖かく、ようやく春らしくなってきたかに思えた先週末。でもそこは北海道。なかなか素直に季節は進んでくれません。

夕方に札幌を出て東川に向けて車を走らせていました。薄暮れ時の岩見沢でぽつりぽつりと雨が降り出したかと思ったら、滝川に着く頃にはすっかり雪になりました。それも吹雪といっていいほどの激しい雪に。

4月も半ばを越えたこの時期、平地の車道に雪が積もることはまずありませんが、ちょっと標高の高い所に行けば話は別。道路は雪に覆われていることでしょう。当然山の中も。

明日は旭岳に行って新しく積もった雪を楽しんでくることにします。スノーシューとスキー、どっちにしようかな?

2006-04-16

最近ようやく

始めてからはや1年半になろうかというこのスタッフノート。BLOGとは思えないほどコメントやトラックバックが無い状態が長ーく続いていましたが、ここにきて書き込みをしてくださる方が増えてきています。

コメントがあると、一方的に記事を書くだけではなく双方向・多方向の意見交換になるのがいいですね。自分の書いたものを読んでくれる人がいて、感想まで返してもらえるのですからこんなに嬉しいことはありません。

以前参加してくださった方に書いてもらえると、山以外の場所でコミュニケーションを取れますから、なんとも嬉しいものです。見知らぬ山好きの方と情報交換できるのも楽しいですし、遠くに住む友達からコメントをもらうなんてこともあります。どれを読んでいても顔がホクホクしてきます。

あなたの書き込みが私を幸福にします。さあ、今すぐ激励のコメントを!


☆☆☆☆☆☆☆☆
念のため、「コメント」とはそれぞれの記事に対して思ったことやらなにやらを匿名でも顕名でも書いておける機能です。各記事の再下段の「 Comment (0)」という部分をクリックすることで読んだり書いたりできるんですよ。ぜひ活用してみてくださいね。

2006-04-13

努力の甲斐

ここ1週間ほどずうっとかかりきりになっている新HPの件。ようやく全体の形が見えてきました。CMS(Contents Management System)と呼ばれるソフトウェアを使っているのですが、これが結構優れもの。一度文章を書いてしまえば、体裁や配置は後から簡単に変えられます。写真では青を基調にした外観になっていますが、この色調もコロッと変えることができるのです。

最初は手探りで何かと苦労しましたが、試行錯誤の末ようやくソフトの扱いに慣れてきて、ちょうど今いじって楽しい盛りです。お、この機能はまだ使ってないぞ、とか、これをこうするともしかしてこうなる?とか。

大枠はほぼできあがったので、これからは現HPに蓄積されてきた文章や写真を移し替える作業がはじまります。これも結構な量があって、私たちのHPも意外と情報量が多いのだと再認識しました。

このペースだと、4月中にはなんとか新HPを立ち上げられそうです。さて、寝るまでにもう少し作業しますか。

2006-04-09

山楽舎BEAR探検隊

冬の十勝岳避難小屋に潜入してきました。

夏に十勝岳登山をするときは、この避難小屋の前で休憩するのが一般的ですが、中をのぞいたり入ってみたりする人は少数派のようです。いわんや冬をや。ちょっと怖い物見たさな気分になりませんか?

まずは外観。望岳台に面した入口側が下半分雪に埋まっていて、いかにも冬の小屋という感じがします。さあいよいよ探検の始まりです。川口浩隊長を偲びながら出発。

入口を見てみると・・・外開きのドアが上10cmくらいしか見えていません。むむむ。閉ざされし扉ってやつですか。ええぃ、こうなったら自分で掘り進むしかない!探検に困難はつきものですよ!ざくざくざく。

10分ほどで雪かき終了。外開きのドアを開けるのに難儀しつつ、ようやく小屋内部へと侵入開始。薄暗くって雰囲気出てます。上から降ってくるのはヘビか?サソリか?

幸い何事もなく奥の部屋へ到達。中はさらに暗く、入口から弱々しい光が届くだけ。下界の白一色とは別世界です。室内はあらかたビニールシートで目張りされていましたが、あちこちにある隙間から雪が入り込んでくるようです。とはいえ、風が直接当たらないだけでも外とは比べものにならないほど暖かです。ちょっと暗いのさえ我慢すれば、中のほうが落ち着いて休憩できますよ。

小屋を後にするにあたって、隅々まで探したのですが、残念ながら幻の巨大人食いなんとかとは遭遇できませんでした。探検にはつきもののはずなんですけどねえ。

2006-04-08

爽快に旭岳

朝から青空が広がる絶好の山日和の今日。久しぶりに旭岳山頂を目指すことにしました。

山がよく見える日は、旭岳温泉へ向かう道すがら写真を撮りつつ。忠別ダム付近の定番ポイントからの一枚。先月末からダムへの試験たん水が始まったのだそうです。いずれ、川が流れている白く雪の積もったあたりが全てダム湖になるのでしょう。

今日はスキーをかついでスノーシューで登り、下りを楽して滑ってくることにしました。スキーの重さと陽射しで姿見の池の手前ですでに汗だくです。風もほとんどなく、止まっていてもあたたか。

土曜日で天気が良いので登山者は多めでした。皆さんスキーを担いで重そうに歩いています。全般的に歩きやすい雪質でした。アイゼン使用の方がほとんどでしたが、スノーシューでも全く問題なし。中にはツボ足で山頂まで来た方もいたくらいです。

9合目ちょっと上の肩で。あと一登りで山頂です。白い山頂と青い空。冬の山は本当にきれいなものです。

そしてようやく山頂に到着。姿見駅からの所要時間は1時間50分。夏の5割り増しといったところでしょうか。旭岳の山頂に立ったのは、たしか・・・10月18日以来ですから、半年ぶりのことです。久しぶり山頂の標識。ちょっと背が低くなったような。気のせいかな?

沢山の人でにぎわう山頂。天気が良くて風がなければ、皆さんの支度も自然とのんびりになるもの。その後ほとんどの方が裏旭方面に滑り降りていきました。ちなみに、今日の旭岳。
・気温:-11.2℃
・風速:0.8m/s
 (旭岳山頂・12時)
山頂でこれだけ風が弱いのも珍しいです。おかげでまるまる40分、ザックにもたれて昼寝してこられました。


山頂からの風景、白雲岳方面。

山頂からの風景、雲海からわずかに顔をのぞかせるトムラウシ。

下りは8合目からスキーですいーっと一気に旭岳温泉まで。4月に入りそろそろ雪も重くなってきているので、滑り降りるにも太腿に負担がかかります。

登りと下りで過酷に足の筋肉を使い、久々に良い運動した一日となりました。

2006-04-07

大苦戦中

HPを新しくするのに四苦八苦しとります。

HP構築用に新しいソフトウェアを導入したのですが、一般的にまだそんなに使われていないものらしいのです。マニュアル本が売ってないのは当然、ネット上にもほとんど情報が蓄積されていません。配布元のマニュアルもヘルプも実用に役立つとは言えず・・・。結果、手探り状態で試行錯誤せざるを得ない状態なのです。べったりPCに張り付いて、あーでもないこ~でもないと呻吟しています。

とはいえ、ちょっととっつきにくいところをクリアすれば、HP更新・変更の作業効率が絶対にあがるはずなのです。ここが我慢のしどころ。

一つ大人になったことだし、これくらい乗り越えられる・・・といいなあ。

2006-04-05

春の使者

ぼちぼち出始めました。フキノトウ。まだ雪の残る道ばたから、ひょっこりと顔を出したばかりのフキノトウに春の訪れを感じます。この小さい時期のフキノトウはちんまりとしていて可愛らしいもんです。

すぐににょきにょきと大きくなって、あたりに綿毛をまき散らすようになるんですけどね。その変わりようといったら。とても同じものとは思えません。

これが、


こうなる
生命の不思議


ともあれ、そろそろ春なのです。

2006-04-04

素数大好き

素数 : 1およびその数自身のほかに約数を有しない正の整数 (広辞苑)

17歳になったとき、いい年齢だと感じました。
18歳のときは、どうも自分の年齢が気に入りませんでした。
19歳を迎えたとき、再び素敵な年齢になったと思い、そしてふとその理由がわかったのです。
---素数の年齢が好きなのだと。

それ以来、3度ほど素数年齢を迎え、そのたびわくわくしていたものです。でも、残念ながら去年は“2”ですっきりと割り切れる偶数歳でした。2年に1回あるような偶数なんて、感慨もなにもありません。ちなみに今年は“3”で割り切れる歳。やっぱりいまいち・・・。次の素数までは間が空いているので、しばらく辛抱が続きます。

たとえば、人間100歳まで生きるとすると、一生のうち素数歳に出会えるのは25回。そのうち6回は素数の概念を知らない幼少期・少年期にむなしく過ぎ去っていきます。意識して過ごせるのは19回。そう考えると、素数歳がいかに貴重であるかがわかります。

一方で100歳台は素数の宝庫。 101・103・107・109。綺羅星のように素数が並び立ちます。これは素晴らしい。頑張って長生きするとしましょう。

・・・誕生日につらつらとこんなおバカなことを考える・・・。なんというか・・・我ながら立派な大人になったもんです。

2006-04-02

sangakusya-bear.net

「ついに」というか、「ようやく」というか、「え?まだだったの?」というか・・・ついさっき独自ドメインを取得しました。独自ドメインというのはあれです、今度から山楽舎BEARのHPが“http://www.sangakusya-bear.net”になるということです。

まだ、何も作業していないので、いまこのアドレスにアクセスしても何も表示されませんが、今月中にはHPの引っ越しをする予定です。ついでにHPの大幅リニューアル新装大開店もしてしまいたいところ。より見やすく、よりわかりやすく、より使いやすく改善して行きたいものです。

あの申請書類を提出して、あの調査の下準備をして、このHP作業もして・・・。4月は何かと忙しいのですが、どれも手を抜かずがんばろうっと。

2006-04-01

春の夕暮れ

旭川と東神楽を結ぶ新しい橋、旭東大橋(仮称)がひっそりと開通していました。かなり前から工事が進められていたので、いつ通れるようになるのか気にかかっていたのです。

で、さっそく走ってきました。新しもの好きの道産子、面目躍如といったところでしょうか。

橋を渡ると、普段は絶対に行かないような場所に出ました。そこは、住宅地と畑が境を接する、市街地とも農地ともいえないような不思議な場所でした。市街地側に目をやると、遠くやまなみに陽が沈み行くところ。思いがけない場所で思いがけない風景に出会った春の夕暮れでした。

風と雪の芸術

下界では雪解けが進み、フキノトウもちらほら姿を見せはじめましたが、旭岳はまだまだ冬景色。姿見の池を散策すると雪と風の造形を楽しむことができます。

1)風紋あるいは雪紋もしくはシュカブラ。雪の上を渡る波が一瞬にして凍りついたかのような模様。波紋状のものあり、段丘状のものあり、それぞれに様子が違って見飽きることはありません。踏みつけて歩くとわずかに心が痛みます。

2)人間の足跡。雪の上を歩くと重みで熱が発生し、まわりの雪よりもわずかに固まります。風がまわりの雪を吹き飛ばし、固まった足跡だけが残るとこうなります。人間だけでなく、キツネやウサギの足跡も固まっています。ここまで立体的に出来上がるのは、ちと珍しいですが。

3)旭岳に群雲雪に風。青空をバックにすっきりと山が見渡せるのも良いのですが、こうして雲の間に間に覗く山もなかなか風情があります。山頂だけ見ていると、ヒマラヤやアルプスあたりの高峰と見間違うばかり。雲と雪は山をキレイに見せます。

スノーシューにせよスキーにせよ、旭岳はまだまだ雪遊び絶賛継続中ですよ。

 今日の旭岳
・積雪:310cm
 (姿見駅)
・気温:-10.0℃
・風速:3.1m/s
 (姿見の池・12時)