予報通り抜けるような青空となった今日。こんな日に限って予定されていたツアーが中止となってしまい、かといって室内に引きこもっているのももったいないので、旭岳へ登ってきました。
先週の快晴の金曜日、所用で山へ行けなかった私は、
佐久間の報告をうらやましく読み、今度晴れたら絶対旭岳と心に誓っていたのです。

そんなわけで悲しいような嬉しいような複雑な気分でやってきた姿見駅。 太陽は暑いくらいで、屋根からちゃぷちゃぷと雪解け水が滴ります。

駅舎の前はもうすっかり白一色。木々も真っ白、山も真っ白。紺碧の空によく映えること。6合目までは積もった雪を踏みしめらくらく登れます。

6合目の上の急斜面からは今シーズン初の冬装備を。一足早く冬気分満喫。

8合目から山頂。それにしてもなんという青い空!たまにあるこんな日は逃さず山にいたいものです。

山頂の標柱はみごとなエビのしっぽに。さわるのも申し訳ないほど美しいオブジェとなっていました。

山頂からの風景1。見下ろす爆裂火口。

山頂からの風景2。十勝連峰。

山頂からの風景3。トムラウシ。

山頂からの風景4。音更山から石狩岳に繋がる稜線。今日はこの山々が最もきれいに感じました。雪の付き方なんでしょうね。プリンのように上下でくっきり色が違うのが鮮やかです。
山頂は風が強かったのですが、せっかくですからツェルトを被ってぬくぬくたっぷり1時間お昼休憩としました。私からは外が見えなくなりますが、誰か来ていたら相当怪しい人に見えていたはずです。