2013-11-26

写真集への道のり その二

きのう動かなくなったフィルムスキャナーだったが、一晩寝たら機嫌が直ったのか?電源が入るようになった。これはいけるかも!と淡い希望を抱き、フィルムをフォルダーにセットして「スキャン」ボタンを押すが、サッパリ動く気配がない。どうやら、フォルダーを動かすモーターがイカレているようだ。いまは存在しない会社の製品なので修理もできそうにない。というわけで、燃えないゴミの袋に放り込む。

というわけで、友人から借り受けたスキャナーを設置する。なかなか出来そうな面構えだが…。


ドライバーをインストールし、セットアプしてから、「スキャン」をクリックすると、鈍い音を発しながら読み込みが始まった。


なんとか使えそうなことはわかったが、高解像度で読み込むと、一枚あたり10分くらいかかる。これはこれで長い道のりだなぁ〜。

2013-11-25

写真集への道のり その一 

『山樂舎BEAR10周年記念写真集』を作ろう!……ということで、昨年からことしの前半にかけて常連のお客さまに候補作を選んでいただいた。夏の間は作業に取りかかれる余裕はなく、時間ができた頃には、12周年が目の前に迫っている。というわけで、作業環境を整え、いざ仕事にかかったが……。

 選んで頂いた候補作のなかにはデジタル以前のフィルムで撮られたものも多く、写真にするには高解像度でスキャンし直さなくてはならない。そこで、まずは、膨大なフィルムの中から当該作を探し出す。


 昔使っていたライトテーブルの電源がこわれてしまい、パソコンのディスプレイの背景を白にして代用する。


撮影に使っていたカメラは、ニコンF3とFM2。フィルムを装填すればいまでも使用可能だ。


次に待っているのが、フィルムを読み込んでデジタル化する作業。10年以上も前のフルムスキャナーは最新のOSでは動かないので、20世紀のマシンを引っ張りだしてきてセットアップする。


何事もなかったように立ち上がったMacG4Cube。


そして、フィルムスキャナーにフィルムを装填し、


読み込み開始!
一枚読み込むのに数分かかるのをガマンしつつ約一時間。スキャナーが挙動不審に…。一度電源を落として再度スイッチを押す。が、二度と電源は入らず…。嗚呼!


「写真集」への道のりは遠い。