2008-06-30

乞うご期待

目前に迫ってきた7月5,6日の白雲岳避難小屋泊高根ガ原散策プログラム。予告編をちょっとだけ……。

登山口からすぐのイソツツジの群落はすでに咲きはじめている。


例年なら一面雪におおわれ、急斜面のトラバースが続く第一花園だが、ことしは雪解けがひと月ちかく早いおかげで、小さく分断された雪渓が残るだけ。


おっ、あったあった!大雪山オリジナルのジンヨウキスミレ。


そして、女王様もすでにお目覚め。


第三雪渓がすでにこんなに小さく!夏道がほとんど出ているので、安心して上り下りができる。


第四雪渓も雪の上を歩くのはほんの一部分だけ。


赤岳から小泉岳へむかう稜線上にはお待ちかねのホソバウルップソウが花をつける。


あとは参加した方だけのお楽しみ。ご予約はお早めに!

2008-06-27

北海道最高峰・旭岳の朝焼け

夕焼けを堪能した後、そのまま旭岳山頂で朝を待つことにしました。せっかくですから朝焼けも見たいと思いまして。

とはいえ、旭岳山頂は野営指定地ではありませんから、夜を明かすといってもテントを張ることはできません。寝袋やマットを使って横になることもすべきではないでしょう。

ではどうするか。まず、薄いダウンの上下と雨具を着こみます。手袋など体につけられるものは全てつけます。そして座布団状の小さいマットに座り、体にツェルトを巻き付けます。山頂標識に背中をあずけたら、それでお終い。これなら日中休憩するときとほぼ同じ状態ですから、環境に対して余計なインパクトを与えることはありません。

何にも邪魔されない星空をぼんやり眺めているうちに、気がつけば半月が登ってきて月明かりがほのかに辺りを照らします。でも、「素敵な夜だなあ・・・」なんてのんきに構えている余裕は全くありませんでした。なにせ、風が強い!遮るもの一つない山頂で、終始強風に煽られ続けていたら、寝ようにも寝られるものではありません。何度かうつらうつらしただけで後は震える体をさするばかり。夜明け前に計測したところ、平均風速N8.7m/s。気温1.5℃。もうすぐ氷点下じゃないですか!

そして迎えた2時30分。東の空がほんのり明るんできたのを見て、ついに黙って座っていられずに立ち上がってウロウロ。

徐々に明るい領域が広がっていく空。赤く染まる地平線。きれいとか美しいとかいうのはなく、早く太陽が出て暖かくなることだけが頭を占めています。

3時50分。ついに現れた太陽は黒岳の真後ろから。もっと光を!熱を!

徐々に輪郭がはっきりしてきた白雲岳。遠くは一見霞んでいるようでいて、実は雄阿寒・雌阿寒や斜里岳・海別岳、はたまた羅臼岳らしきものまで見えていました。

昨夜の雲はどこへやら。朝焼けのトムラウシです。あちらこちらと移動して写真を撮りまくっていたこともあり、この頃にはだいぶん体が温まってきました。

北を眺めると間近に安足間山。どんどん太陽が上がってきています。

東大雪の山々が影絵のように連なって。ニペソツも石狩岳も音更山も。

低いガスに包まれた旭川・美瑛方面。そこに映る影。それは巨大な旭岳の影です。じっと見ているとその影が徐々に短く小さくなるのがわかります。

時計の表示は4時30分。朝焼けはとっくに終わりましたが、北海道最高峰からのこの景色、もう少し楽しんでから下ることにしましょう。

2008-06-26

北海道最高峰・旭岳の夕焼け

夕方までに事務仕事を終え、すっきりとした気分で向かうは旭岳。 真っ青な空が広がる今日、北海道最高峰の山頂から沈む夕陽が見たかったのです。

18時に姿見駅を出発。夕陽に照らされていつもより赤茶けて見える山肌を登ること1時間。

金庫岩まで登ると、太陽は今にも沈みそうになっています。19時17分の日没まで、あと15分くらいしかありません。金色に輝く雲をいつまでも眺めていたかったのですが、まずは山頂に立たねば。急げ!

とはいえ背後に桃色の雲が漂っているのを見れば、どうしても足が止まってしまうもの。さっきまで見えていたトムラウシは今や明るい雲の中です。

山頂到着は19時10分。ほっ、間に合った。さあ、日の入りの様子を見るぞ。撮るぞ。

刻一刻と変わる色に、どの方向の写真を撮ればいいのやら。細かい設定は全部カメラ任せにして、とにかくシャッターを押しまくれ!夕陽を背負う旭岳山頂標識のシルエット。

地獄谷にかかる薄雲はオレンジ色に照らされ、風に流されていきます。

19時16分、まさに日の入り直前。太陽がその姿を地平線に隠そうとする瞬間。

日の入りから1時間以上がたち辺りがすっかり暗くなっても、太陽が沈んでいった方向はうっすら明るいまま。20時30分。真夏の短い夜の始まりです。

2008-06-25

夕張岳のお花

では先日の予告通り、あらためて夕張岳のお花をご紹介しましょう。

まずは樹林帯。すでに咲き終わったものも多く見られましたが、このように瑞々しいシラネアオイもありました。木陰で涼しげにしている姿は絵になります。

憩の沢ではリュウキンカを見ることが出来ました。標高の低いあたりではそろそろ見納めになりそうです。

前岳湿原のあたりからシナノキンバイが目立ち始めます。咲ききったものも豪華ですが、蕾がほころびかけているのも慎ましげで目を惹きます。

この日一番目立っていたのはハクサンイチゲだったかもしれません。至る所に群落をつくり、あたりを白く飾っていました。

雪渓が溶けたあとにはチングルマ。あまりたくさんはありませんでした。

タカネタンポポも木道脇で頑張ってます。

湿原にはもう少しで花開くシロウマアサツキ。どれか一つくらい開花していないかと目を凝らしますが、残念ながら見つかりませんでした。

登山道のはるか向こうに咲いていたユウパリコザクラ。もっと望遠の効くレンズが欲しくなってしまいます。

足下にはムシトリスミレ。地面に這いつくばるように咲いています。

そしてお待ちかね、吹き通しでは、ナンブイヌナズナが最盛期。

エゾミヤマクワガタはこれから咲こうとしているところ。

花期も終わりに近づいたユウバリソウ。でも、良く探せばきれいな見頃のものもみつかります。

残念なことに、花の写真を撮るのに木道から降りたり登山道を外れる人を昨日も今日も見かけました。気持ちはよーくわかりますが、そこは理性の力でぐっと抑えて。思慮深い登山者たれ!

2008-06-24

林道ゲート開放初日の夕張岳

明日の夕張岳ツアーの下見に行ってきました。

夕張岳登山口に至る林道には、途中にゲートが設けられていて、決まった期間しか通り抜けることができません。今年の開通日はまさに今日。ちょうどゲート開放の初日に入山したことになります。

背中をあずけて斜めに立っていられるくらいの強風の中、なんとか吹き通しまで行って、そして今年も見てきました。ユウバリソウを。
ちょうど見頃のものも半分くらいありましたが、全体としてみると最盛期は過ぎつつある感じです。茶色く変色した花もあちらこちら。ユウバリソウを見るなら一刻も早くどうぞ!他のお花については、明日また登ってきますので、その後にでもご報告します。

そして今日最大の成果は、ダニ。大事なことなのでもう一度言いましょう。「ダニ」。

下山後、靴を履き替えているときに、どうもお腹がむずっとします。「もしかしてダニ?」なんて冗談半分に服をまくり上げてみたら、そう、見事にダニがお腹の上を歩き回っていました。この前、腕に入り込んでいたのと同じヤツです。今日はほとんど雨具を着こんでいたのに、いったいどこから入ってきたのやら。そして、昨年までは一度たりともダニにお会いしたことが無かったというのに、どうして今年に入ってもう二度もお目にかからなければならないのでしょう。

でも、この前痛い目にあって、ちょっとは敏感にダニを感じ取れるようになったのかもしれません。もう二度と刺させはせん!明日も注意してきます。

2008-06-22

お花畑が笹薮に

6月28・29日の「三川台〜トムラウシ」ツアーの下見で行った黄金ヶ原で、気になる現象を見た。
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2008-06-20

高根ヶ原のウルップソウ

昨日歩いた高根ヶ原。三笠分岐の周辺では早くもホソバウルップソウが咲き始めていました。

気の早いやつはもうすでに8分がた花をつけています。

とはいえ、まだ蕾も出来きっていないものもありましたから、 平均すると2~4分咲きというくらいでしょうか。

化雲平のウルップソウはさらに咲きが早く、4~6分咲きといったところ。7月に入る前に見頃を迎えてしまいそうな勢いです。

白雲小屋周辺ではエゾオヤマノエンドウも咲き始めています。

イワウメもぼちぼち蕾をほころばせてきていますし、いよいよ大雪山の高山植物の季節が始まりそうです。

2008-06-19

夏至直前!表大雪・大周遊コース47kmを一日で

6月21日の夏至も間近。昼の時間が長いこの時季、せっかくですからそれを活かして長距離山行をやってみようと思いたちました。日程が取れたのは6月19日。こちらのサイトによれば、旭川市近辺のこの日の日出時刻は3時48分、日没時刻は19時16分となっています。計15時間28分とその前後数十分が明るい昼間となるわけです。さて、この時間を使ってどこを歩こうか・・・

白羽の矢が立ったのは、 旭岳から白雲小屋・五色岳・化雲岳を経て天人峡に下る周遊コース。例年トムラウシ縦走のときに使うコースです。縦走時には2泊3日かけるのが一般的でしょう。今回は日帰り装備で荷が軽いし、15時間以上あるし、頑張れば1日で歩けないこともない、と安易に決行することにしました。さていったいどうなることでしょう。

前日の扇沼山ツアーから帰宅したのが18時。夕食・入浴を済ませ、急いでその日の事務仕事を片づけて、23時就寝。もっと早く寝たかったのですがいたしかたありません。で、翌2時起床。3時間しか眠れませんでしたが、大仕事を前に気持ちが昂ぶっているのか、眠気は全く感じません。2時30分発。さすがにまだ真っ暗です。夜の帳を切り開けて、一路旭岳温泉へ。

旭岳温泉に車を置き、3時32分いよいよ出発です。公共駐車場で車中泊している方々も既に起き出してきています。人のことは言えた義理ではありませんが、皆さん早起きのようで。空は朝焼け。天気予報によると夕方までは晴れ、その後曇りだし、夜には雨が降るとか。降り出す前に歩き終えたいものです。まずは黒々と見えている旭岳を目指しましょう。

今日はとんでもない長丁場ですから、最初は抑え気味にと思っていましたが、やたらと体が軽いのでペースは足任せ。どんどん歩くことにしました。4時38分姿見の池着。太陽はとっくに出ている時刻ですが、池周辺が薄暗いのは旭岳に遮られているから。10分ほど休憩を取り、旭岳の登りに入ります。

やっぱり今日は調子がいいようです。足も心臓も肺も、どんどん登れと言ってきます。徐々に太陽が当たり始める山々を眺めながら一気に登り、5時43分旭岳山頂着。これで今日の登りはあらかた終わり。後は細々した登りが残っていますが、高根ヶ原を始め概ね平坦なルートです。だいぶん気が楽になりました。

北海道最高峰・旭岳の山頂から、今日のコースを予習しておきましょう。まずは旭岳の東斜面を下り、写真左手から巻くように正面・白雲岳の裏側へ回り込みます。そこが白雲小屋。

その後は、南側に広がるこの山並みの、

赤線部分をぐるっと歩いて帰ってくるわけです。正面左気味に忠別岳、正面に化雲岳、赤線右端が天人峡となります。こうして見ると、あらためて長いですね。本当に一日で歩ききれるのでしょうか。不安になってきました。

まあ、考えていても仕方ありません。ここも休憩は10分。すぐに出発します。

後旭野営場・間宮岳・お鉢平と俄然登りが少なくなった登山道を快調に飛ばして6時43分北海岳着。さすがにこの時間帯になると太陽がすっかり高くなりました。空も青々。いいお天気です。

初めて表大雪を縦走した時にお鉢平を回りながら身震いするような感動を味わったものですが、今日はそれに近い気分です。仕事柄、お鉢平周辺は年に何度と無く歩くので、どれだけ好みのコースと言ってもその感動は慣れて薄れていくものです。でも今日は超長距離を1日で歩くという“初めての”挑戦ですから、“初めて”このコースを歩いたときと似た心持ちになったのかもしれません。

北海岳から北海平を経て白雲分岐までは、これまた上り下りのほとんどない気持ちの良い山域です。もちろん早く歩き抜けるにも適しています。白雲分岐を越えると、目指す白雲小屋が見下ろせます。ここから見る小屋と遠くのトムラウシはいつ見ても絵になります。いつもと違って武者震いがおこるのは、今見えている景色を今日中に歩ききらなければならないからでしょう。さすがにトムラウシまでは行きませんが、その手前の稜線をこれからぐるりとまわるのです。

白雲小屋着は7時35分。出発から4時間経過しました。今日は4時間1セットと考え、1時間に1度小休憩10分、4時間に1度大休憩20分と考えています。1セット目で白雲小屋、2セット目で五色岳、3セット目で天人峡というのがおおまかな目標です。白雲小屋は最初の大休憩ポイント。ここまでは予定通りです。小屋脇のベンチに座って靴を脱いで足を労り、しっかり行動食を食べてエネルギーを補給して。

2セット目は高根ヶ原から始まります。白雲小屋までは日帰りでよく訪れますが、高根ヶ原から五色岳までの間は泊まりのときしか歩いたことがありません。いよいよ未知の領域に一歩を踏み出すことになります。高根ヶ原で知り合いと出会い、わずかに立ち話。本当はもっとお話したいところですが、なにせ先を急ぐ今日。後ろ髪引かれる思いでお別れしました。

それにしても高根ヶ原から忠別岳までのこのコースはなんと大雪山らしいことか!日帰り装備で荷が軽いこともあり、この平らで広く続く稜線をいつも以上に気持ちよく歩くことができます。途中で一度小休憩を入れ、忠別岳着は9時54分。 トムラウシがぐっと近づいてきました。その前に見える崖の上の、これまた平らな稜線を後で歩くことになりますが、その前に忠別岳の下りと五色岳への登り返しが待っています。

何年か前までは厚いハイマツのカーテンに閉ざされていた忠別岳から五色岳の区間。場所によっては四つんばいになって身を低くしなければ通り抜けられないほどでしたが、白雲小屋番の方たちのおかげで今やすっかり楽して歩けるようになりました。まだまだ快調に五色岳着。11時01分です。4時間2セット目の終了にはまだちょっと早いですが、場所もいいしここで2回目の大休憩にします。折々行動食は食べつつ来ていますが、もうお腹がペコペコです。お昼ご飯っと。

気がつけばトムラウシはこんなに間近になりました。人間の足ってすごいですね。旭岳から見たときはあんなに小さかったのに・・・

五色岳から化雲岳までは化雲平を通ってこれまたほぼ平坦な道のり。道中ずっとトムラウシが見守ってくれます。最後にちょっと登って12時13分化雲岳着。ここまで来てようやく安心できました。化雲岳から天人峡までは日帰りで下ったことがあるので時間が計算できるからです。お昼にここなら日のある内に余裕で下山することができます。

化雲岳からやや進んで、小化雲岳周辺から旭岳方面を見ると、こんな感じ。今朝から歩いてきたのは・・・

赤線通り。左の旭岳から中央白雲岳のうしろをぐるりまわって、右手忠別岳を越えやってきたわけです。朝、旭岳から見たのとちょうど反対側を見ています。よくまああんなところから歩いてきたものです。

小化雲岳からの下りで若干疲れを感じ始めました。もう楽しい高山帯は終わりますし、天人峡まで長い長い下りですし。歩くことに飽きだしてきたというのもあります。第一公園には14時32分着。ちょっとペースが落ちてきているか?

第一公園から天人峡までの下りに至って、溜まった疲れが表出します。それは体力的な問題と言うよりも多分に精神的な問題のようで、一つは景色が単調になったこと、もう一つは虫が多いこと!いつも持っている虫除けのハッカも防虫ネットも、今日は荷物の軽量化のため持ってきていなかったのです。うぅ~ん。という羽音を耳元に聞きながら樹林帯を歩くのは、今日でなくたってイヤなものです。虫を追い払うのにげっそり疲れ果て、天人峡到着は15時57分でした。旭岳温泉出発から12時間半弱。ほぼ4時間3セットの予定通り歩くことができました。

やれやれこれで長かった一日も終わり・・・といかないのが今回の周遊コース。旭岳温泉に車を置いて歩き出したので、旭岳温泉まで車を取りに行かなければならないのです。そう、つまり天人峡から旭岳温泉まで歩いて登るという大仕事が最後に待っているというわけ。今ならまだ天人峡発旭岳温泉着の最終バスに間に合う時刻ですが、やはりここまできたら最初から最後まで自分の足で歩ききって地図上に完全な円を描きたいもの。それに日没まではまだまだ時間があるのです。最後のもう一頑張りと行きましょう。

天人峡を出た直後にパラパラ雨が降り出し、今日の天気予報は完全に的中したようです。そしてやはりずっと虫に悩まされながらの登り道。体力的な疲れもピークに達し、完全に足下だけを見つめて機械的に交互に足を出すだけ。ガンバレ、モウスグ、と自分を励まし、そして18時11分、ついに目的地旭岳温泉に到着しました。もうヘトヘト・・・。

ゴールした瞬間、偉業達成に涙が出るほど感動するかと思って期待していたのですが、鬱陶しい虫から解放されたことだけしか頭に浮かびません。それほど最後の虫攻撃は激しかった。それまでの素晴らしい景色やなにやらが虫一色に塗り替えられてしまった感じです。やれやれ。まあともあれ無事完歩することができました。めでたしめでたし。ちなみに帰り道、車のアクセルを踏むのに難儀するほど足に疲れが出ていたのはナイショです。

では今日のおさらい。今度挑戦したいという奇特な人には参考になるかもしれません。

今日歩いたコースを地図で見るとこの通り。この赤い線をずーっと歩いたことになります。見事に一つの輪になっていて、これを見ると頑張って良かったと思えます。

行程は、

03:32 旭岳温泉 発
05:43 旭岳 着
07:35 白雲小屋 着
09:54 忠別岳 着
12:13 化雲岳 着
14:32 第一公園 着
15:57 天人峡 着
18:11 旭岳温泉 着

所要時間 14時間39分
歩行距離 47.2km
累積標高 ±3209m

所要時間は14時間39分、休憩時間を引いた実歩行時間は12時間13分です。歩行距離は約47km、かなり歩きましたね。累積標高も3000mを越えました。きちんと1周することにこだわらないなら、始発のロープウェイを使い姿見駅発、ゴールを天人峡温泉にすれば結構楽に歩いてまわれるのではないでしょうか。時間的にはまだ余裕がありますから、途中の休憩をもう少し長く取ってもいいかもしれません。

食料・水はいつもより多く準備しました。消費したのは、スポーツドリンク1.5リットル、水1リットル、お湯0.75リットル。中でもお湯が大活躍で、休憩時にコーヒーや紅茶になって気分転換させてくれました。食べた食料は、ゼリー飲料5コ、カロリーメイトみたいなの7袋(1箱に2袋入っているので計3.5箱分)、チョコバー2本、菓子パン2コ、ミックスナッツ少量、飴少々。長い行程、甘いものばかり食べてるとほとほと飽き果てるので工夫が必要です。

こうやってまとめを書いていると、疲れはどこへやら、またどこか遠くに歩いていきたい欲望がむずむずと頭をもたげてきます。さて来年の夏至にはどこのロングトレイルを歩こうか・・・