2005年の夏山シーズンは大雪山のガイド業界全体にとって、かなり厳しい状況でした。ガイドの仕事の大部分を占る旅行代理店主催の団体登山ツアーの本数が激減してしまったのです。知床にお客さんが流れたとか、昨年夏の旭岳ロープウェイ1ヶ月運休が影響したとか、雪解けが遅かったために敬遠されたとか、原因は色々と推測されていますが、ともかく最大の稼ぎ時に最大の顧客が来なかったことは死活問題になりかねない大問題だったのです。
そんな中、我が山楽舎BEARは幸いにも業績微増という結果を残すことができました。これは数年前から道外・道内・地元を問わず個人顧客を重視し、旅行代理店の団体ツアーに依存しない体勢を整えていたためです。
2月・3月と2ヶ月連続で東京からスノーシューをしに来てくださった方がいらっしゃいました。6月に来て大雪山を気に入っていただき、9月の紅葉を見に再訪してくださった方々からは、来年また来てくださるというありがたいお言葉をいただいています。道外から複数回足を運んでくださるというのは本当にありがたいものです。道内でも、遠く札幌から足繁くツアーにご参加くださる方もいらっしゃいますし、地元には年間5回以上参加というお客様が数多くいらっしゃいます。中には10回近くにもなる方すらいらっしゃいます。そういう一人一人のお客様に支えられ、厳しい一年を乗り越えられたのです。
つい先頃、山楽舎BEARは創立4周年を迎えました。今年以降も厳しい状況は続くでしょうが、これからも一歩一歩着実に歩んで行きたいものです。目指すは創立50年。金文字の立派な表紙のついた舎史を編纂し、若い後輩ガイド達に「あのころはのう・・・」などと昔語りをするのがささやかな夢です。
2005-12-31
2005-12-29
スキーには最高の日
よく降った昨日。そして朝から好天の今日。スキーには絶好の日ではありませんか。札幌は手稲山の定番山スキールートに行くことにしました。9時にスタート地点に到着。既に年末休みに入っているからなのか、平日だというのに既に5~6台の車が停めてありました。準備中さらに3台やってきて、駐車スペースがぎゅうぎゅう言ってました。
それにしてもやっぱり冬の青空はいい!あまり見られないだけにありがたさも一入。枝という枝にふうわりと積もった雪に陽光が射す様と言ったら。急傾斜の登りだって気がつけば終わっているほど。

一番の斜面はここ。そこそこの傾斜と木のまばらな広い斜面。私はこの上のピークまで行き、上から下まで一気に滑り降りて来ましたが、他の方々は皆ここだけ登りかえして何度も滑っていたようです。
積雪はそこそこありましたが、やや重い感じがしました。今日の札幌はかなりの冷え込みを記録しましたが、それでも大雪山に比べると暖かいですものね。ただ、街のすぐ近くに手軽に滑られる山スキールートがあるのはいいものです。
今日の手稲山
・気温:-4.5℃
・風速:0.6m/s
(スタート地点・12時)
それにしてもやっぱり冬の青空はいい!あまり見られないだけにありがたさも一入。枝という枝にふうわりと積もった雪に陽光が射す様と言ったら。急傾斜の登りだって気がつけば終わっているほど。


一番の斜面はここ。そこそこの傾斜と木のまばらな広い斜面。私はこの上のピークまで行き、上から下まで一気に滑り降りて来ましたが、他の方々は皆ここだけ登りかえして何度も滑っていたようです。
積雪はそこそこありましたが、やや重い感じがしました。今日の札幌はかなりの冷え込みを記録しましたが、それでも大雪山に比べると暖かいですものね。ただ、街のすぐ近くに手軽に滑られる山スキールートがあるのはいいものです。今日の手稲山
・気温:-4.5℃
・風速:0.6m/s
(スタート地点・12時)
2005-12-28
行きはよいよい
札幌は藻岩山に来ております。藻岩山は札幌市街に面する531mの山です。山にはロープウェイやら観光道路やらスキー場やらがあり、開発し尽くされた感がありますが、実はにぎわっているのは山の片面だけで、もう片面には天然記念物の原始林が残されています。この原始林側の登山道を使い、山頂を目指しました。
予報では大荒れの天候とのことでしたが、行きがけの尾根からは、この通り、青空を背負った藻岩山が見えていました。尾根から左を見ると札幌の街並みが、右を見ると連なる低山が、それぞれ広がっています。こういう対照的な景色は大雪山では見られません。新鮮です。
原始林にはいきものもうろちょろしています。たとえばほら、ゴジュウカラ。カメラに合わせてポーズを取ってくれました。そう珍しい鳥ではありませんし、写真だっていくらでも撮れると思っていたのですが、ちょっと調べてみると、山口県では準絶滅危惧種として指定されているようです。意外な事実。今現在北海道ではどこにでもいるからといって、高を括っていてはいけないのでしょう。都市の中に原始林が残されているというのはありがたいことです。
そんなこんなで暑いくらいの日差しを浴びて汗だくになりながら所要2時間。山頂に到着しました。山頂ではレストハウスが登山者を優しく迎えてくれます。そう、山頂は原始林側ではなく世俗側にあるのです。そのテラスでお弁当を食べていると、にわかに吹雪き出してきました。さすがに天気予報は伊達じゃない。
下るにつれてひどくなる雪。ああ、登りはあんなにたのしかったのに・・・。一寸先は雪とはこのことなんですね。
今日の藻岩山
・気温:-5.0℃
・風速:0.5m/s
(山頂・12時)
予報では大荒れの天候とのことでしたが、行きがけの尾根からは、この通り、青空を背負った藻岩山が見えていました。尾根から左を見ると札幌の街並みが、右を見ると連なる低山が、それぞれ広がっています。こういう対照的な景色は大雪山では見られません。新鮮です。
原始林にはいきものもうろちょろしています。たとえばほら、ゴジュウカラ。カメラに合わせてポーズを取ってくれました。そう珍しい鳥ではありませんし、写真だっていくらでも撮れると思っていたのですが、ちょっと調べてみると、山口県では準絶滅危惧種として指定されているようです。意外な事実。今現在北海道ではどこにでもいるからといって、高を括っていてはいけないのでしょう。都市の中に原始林が残されているというのはありがたいことです。そんなこんなで暑いくらいの日差しを浴びて汗だくになりながら所要2時間。山頂に到着しました。山頂ではレストハウスが登山者を優しく迎えてくれます。そう、山頂は原始林側ではなく世俗側にあるのです。そのテラスでお弁当を食べていると、にわかに吹雪き出してきました。さすがに天気予報は伊達じゃない。
下るにつれてひどくなる雪。ああ、登りはあんなにたのしかったのに・・・。一寸先は雪とはこのことなんですね。今日の藻岩山
・気温:-5.0℃
・風速:0.5m/s
(山頂・12時)
2005-12-26
掘り出し物

昔、「BACKPACKER」という雑誌で紹介されていたビデオ。シリーズもので、かなりの巻数が出ていて、中にはアラスカやアメリカ西海岸の山旅紀行といったタイトルもあり、いたく興味をそそられたものです。
記事を読んで以来ずうっと欲しいと思っていましたが、当時は今のようにネット通販で気軽に海外から商品を買い寄せることができない時代でしたし、お値段も結構していました。内容も見ずに注文する勇気もなく結局買えずじまいでした。
ところが昨日。
札幌の石井スポーツが移転前の閉店セールをしているというので、ちょっとのぞきに行ってきました。お目当ての商品があるわけでもなく、さしたる期待もしていなかったのですが、
あったんですよ。そのビデオが。ごっそりとワゴンの中に。
押し入れの中から幼い頃大事にしていたおもちゃを見つけたとき、きっとこんな気持ちになるのではないでしょうか。それとも長いこと会っていなかった幼なじみと町中でばったりと再会したときの感覚でしょうか。ともかく、そんな懐かしいようなびっくりしたような気持ちになってしまったわけです。
しかも値札を見ると1巻300円。安すぎます。いくらビデオテープの時代が終わりを告げつつあるといってもこれはあんまりです。下手したらレンタルするより安いくらいです。
こんなにいいものがこんなに格安で売っているというのに、他のお客さんは誰一人としてこのビデオに見向きもしません。店内のにぎわいがウソのようにビデオの一角だけはなぜか閑散としています。ほとんど独り占めで選び放題。気がつくと4巻ほど抱え込んでいました。他にも10巻以上置いてあったので、せっかくだから手に入れておこうかなあ。
ちょうど昨日はクリスマス。思いがけず、いいプレゼントとなりました。
2005-12-24
まだまだこれから
2005-12-22
負け惜しみ
冬至の今日。またまた好天でした。スキーを持って下見に行った帰り、午後3時50分、旭川近郊。夕焼けに染まる大雪山の山々が眼に飛び込んできました。紫がかった赤というのか、濃い桃色というのか。山に雪が積もり白くなるこの季節だけ、夕陽を映して染まる色。ここまで雲が無く、ここまできれいに染まることはそう何度もあるものではありません。
いつもは持ち歩いているデジカメを、こんな時に限って持っていないのは最早お約束。なんてこった・・・。絶好のチャンスをみすみす逃してしまうなんて。
でも、悔しくなんてないやい。だってこの眼とこの心に染まる大雪を焼き付けたんですから・・・。
いつもは持ち歩いているデジカメを、こんな時に限って持っていないのは最早お約束。なんてこった・・・。絶好のチャンスをみすみす逃してしまうなんて。
でも、悔しくなんてないやい。だってこの眼とこの心に染まる大雪を焼き付けたんですから・・・。
2005-12-21
当者比2倍
久々の好天に誘われて、旭岳の姿を拝みに行ってきました。今日はスノーシューで旭岳温泉から姿見の池まで、夏道をたどって登ることにしました。まずは圧雪されたスキーコース沿いにたらたらと登っていきます。夏は濃緑一色に見える針葉樹の森も、こうして白い雪が積もると、とたんに賑やかになる気がします。特に青空の日は格別です。
第二天女が原からは圧雪のされていない斜面の急登です。いつもは圧雪車の入っている別コースを使って楽に登っていますが、今日はこの青空に誘われてふらふらとキツい方を選んでしまいました・・・。
まだ雪が落ち着いていないため、片足に体重をかけると太腿くらいまで雪に埋まってしまいます。もう少し大きめのスノーシューだとまた違うのでしょうが、ここまで来て言っても詮無いこと。もがくようにして急な坂を登りました。冬とはいえ陽光は暖かく、登りと相まって暑いのなんの。一枚また一枚と脱ぎながら高度を稼ぎます。
すると。大変な後にはご褒美があるもの。晴れた日の雪景色はいつ見ても最高です。この景色の広がりは、楽なコースを選ぶと見られませんから、これだけでも頑張った甲斐があったかも。
森林限界を越えるあたりから、強風が吹きつけるため雪が堅く締まり、歩きやすくなっていました。最後に迎えてくれたのは旭岳。盛大な噴気にお姿は隠されていましたが。
結局登りに2時間たっぷりかかりました。夏なら1時間ほどで登れますから、2倍の労力がかかるということです。いい運動になりました。
今日の旭岳
・積雪:165cm
(旧中間駅付近)
・気温:-7.0℃
・風速:0.3m/s
(姿見駅・13時)

第二天女が原からは圧雪のされていない斜面の急登です。いつもは圧雪車の入っている別コースを使って楽に登っていますが、今日はこの青空に誘われてふらふらとキツい方を選んでしまいました・・・。
まだ雪が落ち着いていないため、片足に体重をかけると太腿くらいまで雪に埋まってしまいます。もう少し大きめのスノーシューだとまた違うのでしょうが、ここまで来て言っても詮無いこと。もがくようにして急な坂を登りました。冬とはいえ陽光は暖かく、登りと相まって暑いのなんの。一枚また一枚と脱ぎながら高度を稼ぎます。すると。大変な後にはご褒美があるもの。晴れた日の雪景色はいつ見ても最高です。この景色の広がりは、楽なコースを選ぶと見られませんから、これだけでも頑張った甲斐があったかも。

森林限界を越えるあたりから、強風が吹きつけるため雪が堅く締まり、歩きやすくなっていました。最後に迎えてくれたのは旭岳。盛大な噴気にお姿は隠されていましたが。

結局登りに2時間たっぷりかかりました。夏なら1時間ほどで登れますから、2倍の労力がかかるということです。いい運動になりました。
今日の旭岳
・積雪:165cm
(旧中間駅付近)
・気温:-7.0℃
・風速:0.3m/s
(姿見駅・13時)
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