2008-03-12

快晴の摩周岳

猛烈な雪と車ごと揺らすような強風との夜が明け、恐る恐る車外へ出てみると、なんとこの天気! 道の駅摩周温泉は快晴の空の下でした。久々にぎゅっと身が引き締まる冷え込みではありますが、この空を見れば文句の出ようがありません。いざ、摩周岳へ向かいましょう!

第一展望台から眺めると、摩周湖の周辺には低い雲がかかっていました。摩周岳も山頂部分が隠れていますね。でもきっとすぐに晴れるはず。

このコースの特徴は、なんといってもこの緩やかな稜線。どこまでもゆるゆると歩いて行けそうな・・・。スノーシュー「ハイキング」と言う言葉がぴったりきます。

昨晩の雪で真っ白に着飾ったダケカンバ。青空の下でいっそう輝いて見えます。

そして、ぐっと近づいた摩周岳。樹氷越しに眺めると、白黒白青のストライプになっていました。

西別岳との分岐を越え、しばらく行くと突然急登が現れます。雪がずぶずぶで一歩進める毎にスネまで埋まるほどなので、アイゼンも必要なく急登をクリア!体力は消耗しますが。

ようやくたどり着いた山頂からは、待ってました、この展望。どこまでも続く青空はくっきりと澄んでいて、遠くの山並みもはっきりと見えます。

まずは間近に西別岳を見て。

やや離れて斜里岳もきれいな山裾を描いています。

反対方向には雄阿寒・雌阿寒が一際目立って。なんてきれいな山の姿、なんてきれいな青い空。こんな日に山にいられるなんて私は果報者です。

緩やかな稜線歩きだからこそ、帰り道も延々と歩かねばならず。標高差や歩行距離の数字以上に疲れてしまいました。ゆっくり温泉に入って、明日は雄阿寒岳へゴー!

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは
冬の摩周岳も白と黒のコントラストが良いですね。湖は真っ白けで、なんとも凍てつきを感じます。私は夏に登っていますが、摩周湖に霧が掛かっていて、これもまた風情があって良いもんでしたよ。夏特有の木々の鬱蒼とした感じが道東の環境を感じ取るに相応しい処が点在していますヨ!
では……………。

DOEI Takuma さんのコメント...

モンタンさん、
私は霧の摩周湖を見たことがないので、強い憧れがあります。
夏に歩けば霧に会えるかな?