2008-06-26

北海道最高峰・旭岳の夕焼け

夕方までに事務仕事を終え、すっきりとした気分で向かうは旭岳。 真っ青な空が広がる今日、北海道最高峰の山頂から沈む夕陽が見たかったのです。

18時に姿見駅を出発。夕陽に照らされていつもより赤茶けて見える山肌を登ること1時間。

金庫岩まで登ると、太陽は今にも沈みそうになっています。19時17分の日没まで、あと15分くらいしかありません。金色に輝く雲をいつまでも眺めていたかったのですが、まずは山頂に立たねば。急げ!

とはいえ背後に桃色の雲が漂っているのを見れば、どうしても足が止まってしまうもの。さっきまで見えていたトムラウシは今や明るい雲の中です。

山頂到着は19時10分。ほっ、間に合った。さあ、日の入りの様子を見るぞ。撮るぞ。

刻一刻と変わる色に、どの方向の写真を撮ればいいのやら。細かい設定は全部カメラ任せにして、とにかくシャッターを押しまくれ!夕陽を背負う旭岳山頂標識のシルエット。

地獄谷にかかる薄雲はオレンジ色に照らされ、風に流されていきます。

19時16分、まさに日の入り直前。太陽がその姿を地平線に隠そうとする瞬間。

日の入りから1時間以上がたち辺りがすっかり暗くなっても、太陽が沈んでいった方向はうっすら明るいまま。20時30分。真夏の短い夜の始まりです。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

素晴らしいですね!           素敵な景色、顔まで茜色に染まりながら、、独り占めされたんですね。
恐くなかった??

ああ~~~言葉ありません・・

ありがとう!

一夜を明かすのがまたいいですね・・
若さですね~~~^^;。

DOEI Takuma さんのコメント...

防犯的な意味でも、猛獣的な意味でも、霊的な意味でも怖さはなく、とにかく「寒い!」というのが一番上位の感情でした。
せっかくですから、暗闇の怖さを感じられるくらいがちょうどいいのですけどね。

旭岳を登り始めてから下山するまで、山一つ完全に独り占めさせてもらいました。
いい気分でしたよ。