2011-05-23

GPSの楽しみ

GPSという機械があります。衛星からの電波を受信して位置を計測するもので、わかりやすいところではカーナビもその一種です。山で使いやすい機種も多々あり、最近は山行に持ち歩く人もずいぶん増えてきました。山中で現在位置を示してくれるので道迷い防止に役立つのです(過信は禁物、基本は地形図とコンパスですよ)。

また、帰宅後計測した位置データをPCに取り込んで、地図上に表示させるというのもGPSならでは。歩いたルートがかなり正確にわかるので、その日行ったルートファインディングの復習にもってこいです。特に冬場、道に縛られずに好きなルートを取れる場合に威力を発揮します。

復習になるだけでなく、ただ見ているだけでも楽しいものです。たとえば、

沼の周りをぐるりと歩けば、地図上にも当然そのように示されます。水面を歩いている箇所は、雪に覆われていて歩けたのでしょう。

ジグザグに進めば、地図上にももちろんそのように表示されます。これは先週の当麻乗越からの下り、トラバース+尻滑りを三回繰り返した時のものです(左上に向かって下っています)。よく見ると、最大傾斜方向に一直線に尻滑りの跡がついているのがわかります。

山の楽しみをより広げてくれるGPSなのでした。

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