2013-01-16

目の前の雪を見るしかない日


今日訪れた三段山。曇り空から出発して、徐々に青空が広がっていきましたが、残念ながら山頂部は雲に巻かれたままでした。

そんな遠望が効かない日は、自ずと近くのものに目が向きます。ドレスのように雪を纏い、エゾマツが立ち並ぶ様は、曇天時でも美しいものです。

細かい雪をウロコのように密生させた広葉樹。背後が青空でもきれいなのですが、曇り空を背負うと微妙な光の陰影が際だつような。

近くで見るとこんなです。細かい雪が織りなす妙。

目の前のものを見るしかなくなると、いつもより集中してものを眺めるようになります。

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