2010-06-21

伏美岳より1967峰・1日目

週末のツアーの下見に行ってきました。目的地は1967峰。伏美岳から1泊2日の行程です。佐久間と二人で出かけたので、久々にさくまたっぷりでお送りします。

伏美岳登山口。今年初めて見た佐久間の傘姿。なんとなくお疲れ気味?

むっちりと霧が立ちこめる中、合目を示す標識を頼りに淡々と高度を上げていきます。

伏美岳山頂に到着。徐々に霧が薄くなってきました。でもこんな暑い日は陽光をまともに浴びるよりも霧に巻かれている方が涼しくていいもの。そんな贅沢を言いながら先に進みます。

ダケカンバと灌木の尾根を一旦ぐいっと下って、

最低コルからはたっぷり残った雪をたどって。雪の上に乗ると涼しい風が吹き抜け、束の間ほっとさせてくれます。

ピパイロ岳の肩に乗り、あたりが低いハイマツに変わりました。ここまで来て初めて「山に来た」と感じるのは、いつも大雪山の高山帯ばかり歩いているからでしょう。気温が高く見晴らしの無い樹林帯にいると、どうも調子が上がりません。

ピパイロ岳山頂間近。

そしてピパイロ岳山頂到着。だいぶ雲底が高くなり、谷底に近いあたりはよく見えるようになってきました。

ここからが今回の本番。ピパイロから1967峰手前の1793コルを目指します。岩とハイマツがひしめき合うすっきりとした稜線は歩いていて楽しいものです。

1967峰には残念ながらガスがかかっていました。でももう少しで見えそうなんですけど。

17時、1793コルに到着。今日はここでテントを張ります。晩ご飯を食べて19時前には眠ってしまいました。ここのところ寝不足が続いていて・・・。電話とかメールとか事務仕事とかそういうものを全て忘れ、たっぷり寝られるのが山中泊のいいところなのです。

2010-06-20

扇沼山~三川台~トムラウシ、稜線上の花

扇沼山から三川台を経てトムラウシ山へと至る登山道は、そのほとんどが稜線上を通っています。そのため、積雪が少なく早くから花が見られるルートとなっています。昨日歩いてきましたが、もうほとんど満開といった感じで、かなり多くのお花を楽しむことができました。

ツガザクラ類は濃淡様々な色のものがあちらこちらに群落を作り、目を楽しませてくれます。紫に近いピンクや、

真っ白なもの。

薄いピンク色まで。本当に色々です。

三川台周辺では今年初見となるハクサンイチゲが多く咲いていました。

同じく三川台周辺。ウラジロナナカマドの花がたった一輪だけ咲いていました。もう少し経てばきれいに咲きそろうでしょう。

三川台のイワウメ。トムラウシを望むように咲いていました。

今年初見となるミヤマキンバイの群落はトムラウシ山頂で。

至る所に咲いていたチングルマ、

エゾコザクラ、

キバナシャクナゲの高山植物御三家。

特にキバナシャクナゲはちょうど満開。斜面に白い斑点ができているようにみえるほど、咲き誇っていました。

今が見頃の稜線ですよ。

2010-06-18

NHKアーカイブス

 きのうの昼過ぎの飛行機で東京へ飛び、現在都内某所のホテルでこの原稿を書いています。明日は「山の祭り」(旭岳の開山祭)だというのに、何故いまごろ東京に居るのかというと、じつは,きのうの夕方からテレビ番組の収録にお付き合いしていたからです。
 NHKアーカイブス『大雪山 神々の遊ぶ庭・日本一の花畑』という番組で、北海道では7月4日(日)の午後1時35分から2時45分までの(北海道以外では6月27日の午後1時35分から2時45分まで)放送予定です。司会は桜井洋子アナウンサー、ゲストにピアニストで作曲家の西村由紀江さん。佐久間はもう一人のゲスト、というか、コメンテイター的な立場で参加させていただきました。
 夕方四時に埼玉県川口市のスタジオ入り。スタッフの方に案内された控え室のドアに自分の名前が大きく書かれているのに、ちょっとビックリしました。まずは軽く打ち合わせを終え、コーヒーを飲みつつ、台本のチェックをしていると、ドアをノックする音が……。「どうぞ」と答えると、そこに入ってきたのは桜井洋子アナウンサーでした。いつもテレビでお見かけしているので、はじめてお会いする方という意識はなく、しかも、桜井さんは私と同じ高校の先輩で、故郷の話や高校の先生の話をして、盛り上がってしまいました。
 その後、プロデュサーやディレクターの方をはじめとするスタッフの方たちと、台本や番組の流れをチェックしているうちに、香港から飛行機で駆けつけた西村由紀江さんが合流して、本格的な打ち合わせ、メイクを経て本番収録という手順を踏みます。
 収録スタジオには四台のカメラがあり、照明器具が天井を塞いでいて、なんだか工場のような雰囲気です。本番に入ってからは、台本に目をやる余裕もなく、アッという間にトークの収録が終わり、最後は西村さんのピアノ演奏の収録を見守ります。西村由紀江さんのピアノ演奏を目の前で聞くことができるとは、とても役得なゲストでした。収録は午後九時過ぎで終わり、ホテルに入ったのは十時過ぎでした。
 写真を撮っている余裕はまったくなかったので、内容は、放送をご覧になってご確認ください。

2010-06-16

雑誌の取材を受けました

fit”という雑誌をご存じでしょうか?旭川近郊で無料配布されている月刊のフリーマガジンです。北海道新聞の夕刊に折り込まれているので、多くの方が目にしたことがあるかもしれません。

最初、フリーマガジンと聞いた時には、なんとはなしに薄っぺらなものを思い浮かべたのですが、実際には全70ページほどもある立派な雑誌でした。

私はこういう地域性のある紙媒体に目がなくて、行く先々でありったけ手に入れるのが半ば趣味と化しているのですが、地元にこんな素敵な雑誌があるなんて知りませんでした。すっかり見落としていました。

で、どうして突然そんな話題を取り上げたのかというと、ついさきほど取材を受けてきたからなのです。

発行元の北日本広告社内にある編集室におじゃまして取材を受けてきました。“あさひかわ自然生活”というコーナーで取り上げていただけるのだそうです。登山の楽しさや魅力について(やや熱く)語ってきました。

掲載は7月末発行の8月号。毎月最終金曜日の発行となります。ご興味のある方は道新夕刊をご契約なさるか、旭川市内のローソンおよびツタヤでも配布しているそうですので、そちらで入手なさってください。

旭岳温泉-天人峡の花

旭岳温泉から天人峡温泉に通じる登山道を歩いてきました。結構いろいろなお花が咲いていましたよ。

出発は温泉街中程のキャンプ場から。

最初に出会ったのがピンク色の鮮やかな花をつけるムラサキヤシオツツジ。

増水しているひょうたん沼を横目にぐんぐん標高を下げていくと、

マイヅルソウが現れました。今年初見です。

今日の目玉は何と言ってもこれ。八重咲きのミツバオウレン。小さなお花なのですが、思わず目が惹かれる派手さがあります。

ゴゼンタチバナも今年初めて。樹林帯に多く見られるなじみの花です。

ハクサンチドリが一輪だけ咲いていました。

他にも、ウコンウツギやイソツツジ、クロツリバナなども咲いていました。ちょっと距離が遠かったので写真ではうまく写っていませんでしたが。

2010-06-15

旭岳温泉から姿見平までの登山道積雪状況

旭岳温泉から姿見平に向かう登山道は、まだほとんど雪の下に埋もれています。所々赤テープが貼られていますが、それだけを頼りにして登っていくのはあまりおすすめできません。とりあえず6月15日現在の状況をご覧ください。

ロープウェイ山麓駅脇の登山口こそすっかり雪が融けていますが、ほんのわずか歩いていくだけですぐに雪が現れます。

一合目付近(第一天女が原)。このあたりはまだ雪も少なめで隠れている登山道もたどりやすくなっています。

二合目付近(第二天女が原のやや先)。ここまで来ると完全に雪の世界です。

三合目付近。露出した登山道・雪渓・露出した登山道と繰り返していきます。割合的には半々くらいですが、雪渓から登山道を見つけるのが難しいかもしれません。

四合目付近。もはや登山道など跡形もありません。晴れていれば進むべき方向は一目瞭然ですが、そうでなければイヤらしい場所です。

姿見平。ところどころで遊歩道が出ていますが、基本雪原です。姿見の池から旭岳山頂までは何カ所か雪を横切りますが、ほぼ100%夏道が出ています。

あまりいないとは思いますが、ロープウェイを使わずに旭岳温泉から姿見平の間を歩く方はルートを見失わないようにご注意ください。

姿見平周辺の花

久しぶりに旭岳中腹の姿見平を歩きました。雪融けの早い場所ではかなりいろいろなお花が咲き出していましたよ。

姿見の池よりわずかに下ったあたりでたった一輪だけ咲いていたエゾコザクラ。まさかもう咲いているとは思いませんでした。

姿見の池を越え旭岳に登っていく途中、だいたい5.5合目(?)くらいで目立っていたイワウメ。

メアカンキンバイは姿見平一帯で広く目につきました。

つぼみは数カ所で見ましたが、咲いていたのはまだわずか。エゾノツガザクラです。

夫婦池の間の道は軽い地熱地帯となっています。そのあたりはやはり開花も早いようです。チングルマや

ジムカデ、

イワヒゲなどが競い合うように咲いていました。

旭岳温泉まで下って、ロープウェイ山麓駅の裏ではリュウキンカが見頃を迎えていました。

姿見平のお花はまだ咲き初めで、まだ狭い範囲でしか見られませんが、これからどんどんいろいろな花が開花していくでしょう。大雪山が花に覆われる時季はもうそこまできています。