山好きの知人が大阪にいることもあり、関西の山は今までいくつか登ってきました。六甲山・伊吹山・武奈ヶ岳・比叡山・大峰山・大台ヶ原・・・。そんな中、気になりながらも登り残した山がひとつ。金剛山です。高い山や有名な山ではなく、地域の人に親しまれている山が私の好みなのですが、金剛山はまさにその条件にぴったりくるのではないでしょうか。ずっと気に掛かっていた山に今回登ることができました。
2泊3日の大阪小旅行。今回の目的は山ではなかったので、ザックも登山靴も何も持ってきていません。そんなわけで、ロープウェイを利用して標高を稼ぎ、ほとんど水平移動で山頂を目指す行程としました。
朝一番のロープウェイ千早駅。早く到着しすぎて、始発までずいぶん時間が余ってしまいました。本州らしく開放的な駅舎は、外の空気が入り放題。
今朝はこの通りの冷え込みですから、えらい寒い中、じっと始発を待つことになってしまいました。ちゃんと山装備してきていれば、防寒着でも何でもあるのですが、こんな普段着では体の冷えを防げません。関西も結構寒いのですね。
ようやく動き出したロープウェイ。乗客は少なめですが、登山姿の人もチラホラ。どうやら私が一番山にそぐわない格好をしているようです。なにせ肩掛けカバンにスニーカーですから。
ロープウェイ金剛山駅から金剛山山頂までは、ほぼ水平移動の楽々コース。靴も汚れないほどのきちんと整備されています。登山というよりはハイキング?いえ、むしろお散歩?
山頂の側にはなにやら人が集まる建物が。金剛山登拝回数捺印所と表示があります。登山者が次々と窓口に行き、登山証明の判をもらっているようです。若い人から高齢の方までいて、本当に地域の人たちに愛されているのだと実感できます。
広場にはこんなものがありました。1000回以上登拝者名が張り出されているのだそうです。中には1万回以上の強者も・・・。
その回数に圧倒されながら、ロープウェイ駅に向かって行きとは別の道を帰ります。山頂部はほぼ全てが神社の敷地という感じ。
葛木神社を横目に通り過ぎます。下山後まっすぐ関西空港へ移動して午後の便で帰道しなければなりません。1日ゆっくりできれば、下から登ってもっと山を楽しめたのに・・・ちゃんとした装備で・・・。
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