2006-03-12

手話熱烈勉強中!

手話を勉強し始めて、もう1ヶ月ほどになるでしょうか。そろそろ頭も硬くなりかけていますので、新しい言葉を覚えるのに難儀しているところです。昔は英単語なんかスイスイ頭に入ってきたものですが、今や若くないですしねえ・・・。それでも努力の甲斐あって、「あいうえお・・・」五十音と数字を表す指文字は自然と出せるようになってきました。あとは、ごく基本的な動詞・形容詞・疑問詞。それと山でよく使う名詞。そのくらいをようやく覚たところです。まだ初心者中の初心者ですね。

そもそも手話を学び始めたのは、以前耳の不自由な方がツアーに参加してくださったからなのです。今までも手話を始めるきっかけは何度かありました。大学の同級生が手話サークルで活躍していたり、大学院の後輩が手話を必要としていたり。そのたびに、勉強してみようかなあ、と思ってはみましたが、ついに実行に移すことはありませんでした。でも今度ばかりは一念発起。なぜなら、お客さんと密なコミュニケーションをとるのはガイドの努めであり基本中の基本だと思うからです。

先日、同じお客さんがまた来てくださったので、覚えた手話を使ってみました。初心者のつたない手話でもあるとないとでは大違いなのですね。意思疎通がぐんと楽になったのがわかります。もっと勉強すればもっともっと話ができるようになるに違いありません。そう思うと、勉強にも力が入るというものです。

NHKに手話ニュースがあるように、手話を必要としている人は私たちが思う以上に多いのでしょう。その中には登山が好きな人もいるでしょうし、大雪山に遊びに来たいと思ってくださる方もいるはずです。これからもっと上達して、いずれそういう方たちを案内できるようになれれば、と思っています。

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