2009-03-10

ホワイトアウトの信砂岳

暑寒別岳の展望台として名高い信砂岳。月末に控えたツアーの下見に行ってきました。

ネットの山行記録を見ると、一般的には共栄橋から登られているようですが、通行の邪魔にならないよう駐車することを考えると、駐車帯が近くにある恵比寿橋からスタートするのが良いように思われます。若干歩行距離が長くなりますので、敬遠されているのかもしれません。

恵比寿橋からは、スノーモビルの走行跡が賑やかな林道を、しばらく小川沿いになだらかに標高を上げていきます。目指すは標高点697m。

標高400mを超えたあたりで深い深い霧に包まれてしまいました。これでは周囲の地形がさっぱりわかりません。ある傾斜を登るのに、直登でいいのか、右から巻くべきか、それとも左から行くか、そういう判断がつかないのは大変困ります。

標高530m付近で広い尾根に出て、あとはほぼ一直線に山頂を目指すのみ。若干視界が回復してきたかな?

やや急な登りを三回終え、ダケカンバの疎林が広がる台地に出たら、信砂岳山頂はもうすぐそこ。・・・ここ。なにやら雪の降りが激しくなってきて、ほとんど何も見えません。取り合えずデジカメのシャッターは押してみたものの。豪快な展望は3月29日(日)のツアーまでおあずけです。

下りはスキーでらっくらく、と思いきや、水の浮く湿った雪の上にさらに湿った新雪が積もり、とても快適に滑れるとは言い難い状況。今時期が一番滑りにくいかもしれませんね。

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