行くたびに快晴という山もあれば、逆に何度行ってもその度に悪天候という山もあるものです。今日行った浜益御殿は巡り合わせが悪い山でした。
初めてツアーで訪れたのは2007年。出発直後にガスに巻かれて、山頂ではこの通り、全く何も見えませんでした。
明くる2008年。2007年よりは多少マシな状況で、時折青空も覗いたりしましたが、それでも山頂ではご覧の有様。
そして今年、2009年。三度目の正直か、はたまた二度あることは三度あるか。浜益岳へ向かう途中で通り過ぎた浜益御殿は・・・
快晴! 大快晴!!超快晴!!!
昨年も一昨年もご参加いただいて、今年で三度目の浜益御殿になるお客様もいらっしゃいました。ようやく景色をご覧いただけて感無量です。しかもこんな最高のお天気の日に。
何度行っても悪天候だからといって諦めてはいけないのですね。貯まりに貯まった“お天気運”がまとめて発揮される日がいつか来るのですから。
2009-04-29
2009-04-25
2009-04-24
今年もカタクリ
好天の一日。そろそろカタクリも咲いたかと、名所・男山自然公園へ行ってきました。
男山自然公園は、この時季テレビのニュースでも扱われるくらいのカタクリの名所。今日も平日だというのにそこそこの人のいりで賑わっていました。売店があってポストカードなどを売っていたり、飲食物も買えたりして、のどかに楽しい感じがします。
早速遊歩道から林床を見ると、赤・青・黄と、この時季ならではの三原色がびっしりと。
赤はもちろんカタクリ。ほぼ最盛期と言ってもいいでしょう。どの花もきれいに咲いていました。
青はエンゴサク。こちらもモリモリ咲いています。
黄色のフクジュソウもきれいでした。他にも、ミズバショウ・ザゼンソウ・キバナノアマナなんかがきれいでした。
カタクリを見に行くと、ようやく春になってきたという気がします。
男山自然公園は、この時季テレビのニュースでも扱われるくらいのカタクリの名所。今日も平日だというのにそこそこの人のいりで賑わっていました。売店があってポストカードなどを売っていたり、飲食物も買えたりして、のどかに楽しい感じがします。
早速遊歩道から林床を見ると、赤・青・黄と、この時季ならではの三原色がびっしりと。
赤はもちろんカタクリ。ほぼ最盛期と言ってもいいでしょう。どの花もきれいに咲いていました。
青はエンゴサク。こちらもモリモリ咲いています。
黄色のフクジュソウもきれいでした。他にも、ミズバショウ・ザゼンソウ・キバナノアマナなんかがきれいでした。
カタクリを見に行くと、ようやく春になってきたという気がします。
2009-04-18
尻滑りの季節
2009-04-14
「新」十勝岳避難小屋
2009-04-13
快晴の十勝岳
今日は溜まった事務仕事を粛々と片づける日だったはずなのですが、天気予報の晴マークにそそのかされてしまいました。行ってきたのは十勝岳。雪のある時季にまだ登ったことがなくて、ずっとチャンスをうかがっていたのです。
朝8時30分の吹上温泉。真っ青な空に前十勝がよく映えています。うん、やっぱり来て良かった。それにしてもこの時間にして既に暑いこと!陽射しはジリジリと強いし、とても4月中旬とは思えません。
まず目指すは新設なった避難小屋。やっぱりここに建物があると目標になっていいものです。
その後はグラウンド火口目指して中斜面を直登。ものすごい数のシュプールがあり、土日でたくさんのスキーヤーが入山していたことがわかります。
グラウンド火口に出ると、正面に現れる十勝岳。夏でもそうですが、ずっと見えなかった山頂が突然見えるというのは劇的です。
山頂間近。さて、どんなルートで登ろうかな?
ほぼ夏道に沿って肩まで上がり、最後の一登り。このあたりでスキーを脱ごうかどうか迷いましたが、シールが効きそうな雪質だったので、そのままえいやっと行ってしまうことに。若干右から巻くような感じで登頂。
山頂からは360度の絶景。まずは登ってきた方向。
左回りに・・・富良野岳。
境山から下ホロカメトック。先週登った下ホロカは、1週間で山頂部が急激に黒くなりました。
美瑛岳を中心に、左に旭岳、右にトムラウシ。贅沢な景色です。
下りは山頂からスキーを履いて。でも快適に滑れたのはせいぜい標高1850mくらいまで。そこから下は湿った雪にスキーを取られて酷い目に遭いました。
30分ほどで下山し、ちゃっちゃっと後かたづけをして、帰り道に立ち寄った上富良野の公園の展望台。ほんの1時間前には、あの山頂にいたのかと思うと、なにやら不思議な気分になります。
朝8時30分の吹上温泉。真っ青な空に前十勝がよく映えています。うん、やっぱり来て良かった。それにしてもこの時間にして既に暑いこと!陽射しはジリジリと強いし、とても4月中旬とは思えません。
まず目指すは新設なった避難小屋。やっぱりここに建物があると目標になっていいものです。
その後はグラウンド火口目指して中斜面を直登。ものすごい数のシュプールがあり、土日でたくさんのスキーヤーが入山していたことがわかります。
グラウンド火口に出ると、正面に現れる十勝岳。夏でもそうですが、ずっと見えなかった山頂が突然見えるというのは劇的です。
山頂間近。さて、どんなルートで登ろうかな?
ほぼ夏道に沿って肩まで上がり、最後の一登り。このあたりでスキーを脱ごうかどうか迷いましたが、シールが効きそうな雪質だったので、そのままえいやっと行ってしまうことに。若干右から巻くような感じで登頂。
山頂からは360度の絶景。まずは登ってきた方向。
左回りに・・・富良野岳。
境山から下ホロカメトック。先週登った下ホロカは、1週間で山頂部が急激に黒くなりました。
美瑛岳を中心に、左に旭岳、右にトムラウシ。贅沢な景色です。
下りは山頂からスキーを履いて。でも快適に滑れたのはせいぜい標高1850mくらいまで。そこから下は湿った雪にスキーを取られて酷い目に遭いました。
30分ほどで下山し、ちゃっちゃっと後かたづけをして、帰り道に立ち寄った上富良野の公園の展望台。ほんの1時間前には、あの山頂にいたのかと思うと、なにやら不思議な気分になります。
2009-04-12
2009-04-10
下ホロカメトク 2日目(09.04.07)2
1083mコルのキャンプ地に戻ったのは12時前。気温がぐんぐん高くなってきて、雪には水が浮き、スキーはこの始末。
べったり雪が貼りついて、ほとんどシールが見えていません。どうりで一向にペースが上がらないはずです。これなら多少の登り返しがあってもシールを外した方がいいでしょう。
テントをたたんで、重荷を背負って、原始が原へ。既に水面を除かせている沼越しにトウヤウスベ山。
正面に前富良野岳。できればもう1泊して前富良野岳も登って行きたかった・・・。それはまた今度の機会に。
富良野岳も真っ白に。
大麓山は両方の羽を広げた鳥のようにどっしりと。
原始が原を越え、登山道に下る直前。思いがけない景色に思わず声が出ました。夕張岳から芦別岳の山塊です。
同じ場所から、振り返るとさっきまでいた下ホロカ。ほんとよく歩いたものです。
除雪最終点の秋雲橋は、昨日と同じ場所とは思えないほど雪融けが進んでいました。
べったり雪が貼りついて、ほとんどシールが見えていません。どうりで一向にペースが上がらないはずです。これなら多少の登り返しがあってもシールを外した方がいいでしょう。
テントをたたんで、重荷を背負って、原始が原へ。既に水面を除かせている沼越しにトウヤウスベ山。
正面に前富良野岳。できればもう1泊して前富良野岳も登って行きたかった・・・。それはまた今度の機会に。
富良野岳も真っ白に。
大麓山は両方の羽を広げた鳥のようにどっしりと。
原始が原を越え、登山道に下る直前。思いがけない景色に思わず声が出ました。夕張岳から芦別岳の山塊です。
同じ場所から、振り返るとさっきまでいた下ホロカ。ほんとよく歩いたものです。
除雪最終点の秋雲橋は、昨日と同じ場所とは思えないほど雪融けが進んでいました。
下ホロカメトク 2日目(09.04.07)1
朝5時起床、6時発。テントから出ると、空は真っ青!絶好の登山日和ではありませんか。 木々の上に見えているのは・・・三峰山かな。
下ホロカは・・・見えてた!登ってくる朝日のちょうどその方向に、逆光の円錐形がありました。この天気に俄然やる気が出てきます。
1083mコルから下ホロカまでは、基本エゾマツの樹林帯。途中大小の沢地形を横切ったり、
ときに開けた湿原から左右の山を望んだり。
ひたすら東へ進んでいくと、たまに下ホロカの美しい姿が垣間見え、見える度に山は近く大きくなり。
一の沢川を越えたら、1269mのコルをかすめるうように山頂へ。下ホロカの北斜面は、1350mくらいまでは背の低いエゾマツ、1450mくらいまではダケカンバ、
そしてその上が雪の世界、という感じになっています。
山頂直前。ここを登って少し奥が山頂となります。そう広くない山頂からは・・・
大麓山・トウヤウスベ山と歩いてきた森が一望。
境山方面も間近に大きく。
南側の眺め。残念ながら雲が出てきて、遠くまでは見渡せませんでしたが、それでも高度感と360度の見晴しは最高です。
これから帰り道もありますので、あまり長居はできません。すぐに下りにかかりましょう。
下ホロカは・・・見えてた!登ってくる朝日のちょうどその方向に、逆光の円錐形がありました。この天気に俄然やる気が出てきます。
1083mコルから下ホロカまでは、基本エゾマツの樹林帯。途中大小の沢地形を横切ったり、
ときに開けた湿原から左右の山を望んだり。
ひたすら東へ進んでいくと、たまに下ホロカの美しい姿が垣間見え、見える度に山は近く大きくなり。
一の沢川を越えたら、1269mのコルをかすめるうように山頂へ。下ホロカの北斜面は、1350mくらいまでは背の低いエゾマツ、1450mくらいまではダケカンバ、
そしてその上が雪の世界、という感じになっています。
山頂直前。ここを登って少し奥が山頂となります。そう広くない山頂からは・・・
大麓山・トウヤウスベ山と歩いてきた森が一望。
境山方面も間近に大きく。
南側の眺め。残念ながら雲が出てきて、遠くまでは見渡せませんでしたが、それでも高度感と360度の見晴しは最高です。
これから帰り道もありますので、あまり長居はできません。すぐに下りにかかりましょう。
下ホロカメトク 1日目(09.04.06)
前々から気になっていた下ホロカメトクへ登りに行ってきました。トムラウシ温泉側の林道が開けば、かなり近くまで車で行けて楽に山頂を踏めるとのことですが、おそらくまだ除雪はされていないでしょう。今回は原始が原経由にしました。
4月になってようやく暖かくなったかと思いきや、思い切り寒の戻りで平地でも積雪があったこの日。 除雪最終点となっている秋雲橋はまるで冬のように真っ白です。
新雪の木々に飾られた林道を夏の登山口まで進み、そこからさらに二段の滝くらいまで登山道を忠実にたどります。三の沢には入らず、手前の尾根に乗り、谷を巻くように原始が原へ。
突然ぱっと視界が開けると、そこが原始が原の始まり。低く厚い雲がどんよりと空を覆っている中を、東へ東へ。
標高点1083mのコルにキャンプ地を定め、テント設営。荷を軽くして、トウヤウスベ山に向かいます。
ゆるやかな尾根がすーっと延びるトウヤウスベ山。標高1400mの山頂はかろうじて雲の下に見えています。
エゾマツとダケカンバの疎林を縫って登っていくと、徐々に雲が高くなっている様子。振り返ると、なんと明日目指す下ホロカメトクが!
喜びも束の間、再び雲底が下がってきて、山頂はガスの中。風も強く吹いています。さっきの景色が見られただけでも良しとするか・・・。スキーのシールを剥がしていると、ん?まぶしい?
一瞬でガスが飛び去って、間から太陽の光が射していたのです!おお、あれは富良野スキー場。
前富良野岳は山頂までは見えず。
富良野岳・境山も同様。でも、いかにももうすぐ晴れますよ、という雲に見えます。もう一息頑張って!
下ホロカから東大雪方面。延々と樹海が続いています。もう少しタイミングがずれていたら、あぶなく景色を見られずに下山していたかもしれません。
ほどよい斜面と、積もりたての雪で、気分良く滑降できました。振り返るトウヤウスベ山。明日はお天気に恵まれるでしょうか。
4月になってようやく暖かくなったかと思いきや、思い切り寒の戻りで平地でも積雪があったこの日。 除雪最終点となっている秋雲橋はまるで冬のように真っ白です。
新雪の木々に飾られた林道を夏の登山口まで進み、そこからさらに二段の滝くらいまで登山道を忠実にたどります。三の沢には入らず、手前の尾根に乗り、谷を巻くように原始が原へ。
突然ぱっと視界が開けると、そこが原始が原の始まり。低く厚い雲がどんよりと空を覆っている中を、東へ東へ。
標高点1083mのコルにキャンプ地を定め、テント設営。荷を軽くして、トウヤウスベ山に向かいます。
ゆるやかな尾根がすーっと延びるトウヤウスベ山。標高1400mの山頂はかろうじて雲の下に見えています。
エゾマツとダケカンバの疎林を縫って登っていくと、徐々に雲が高くなっている様子。振り返ると、なんと明日目指す下ホロカメトクが!
喜びも束の間、再び雲底が下がってきて、山頂はガスの中。風も強く吹いています。さっきの景色が見られただけでも良しとするか・・・。スキーのシールを剥がしていると、ん?まぶしい?
一瞬でガスが飛び去って、間から太陽の光が射していたのです!おお、あれは富良野スキー場。
前富良野岳は山頂までは見えず。
富良野岳・境山も同様。でも、いかにももうすぐ晴れますよ、という雲に見えます。もう一息頑張って!
下ホロカから東大雪方面。延々と樹海が続いています。もう少しタイミングがずれていたら、あぶなく景色を見られずに下山していたかもしれません。
ほどよい斜面と、積もりたての雪で、気分良く滑降できました。振り返るトウヤウスベ山。明日はお天気に恵まれるでしょうか。
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