気温が高くなり雪が締まってきて、そうするとあれが楽しい季節です。
そうそれは尻滑り。なんの技術も必要なく、ただ雪面に座りそして重力に身を任せる、単純にして明快な遊び。いい大人が雁首揃えて童心に戻る滑稽にして神聖な瞬間です。
ちょっとでも斜度があれば取り合えず座ってみるのが正しいシリスベリスト。結果、自然と滑り出せば楽しいし、滑らなければ両手で漕ぐのみ。
大勢で思い思いに滑ると、なんだか意味ありげな数条の線ができあがります。あとからそれを振り返るのも楽しいもの。
適度な斜面が長く続き、すいーっと気持ちよく滑ることができると、思わず歓声も上がります。これだけ長距離を滑ることができるのは、今だけ!
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