2011-01-23

物好きな面々

「中岐登牛山」という名前を聞いて、すぐにその場所がわかる人はいったいどのくらいいるものでしょう?そもそもこの山名は地形図に記載がありません。山頂に置かれた三角点の名が「中岐登牛」なので便宜的に「中岐登牛山」と呼んでいるだけです。

地図に名前すらないこの山は、登ってみてもあまり特徴のある山とは言えません。だいたい山頂は木に覆われていて展望が良いわけではありませし、特別立派な樹木が立っているというわけでもありません。旭川周辺によくある低山の一つでしかなく、スノーシューの目的地としてわざわざ訪れる人はほとんどいないように思われます。

そんな地味な山に向かうツアーを組む私たちは相当物好きなのですが、そんなツアーに参加される方々はさらに輪をかけて物好きです。物好きここに極まれりという感じです。

とはいえ、実際に歩いてみるといろいろ発見があって楽しいのですよ。「地味な山=つまらない」では決してありません。それが低山スノーシューの奥深さであり、醍醐味でもあるのです。

実は中岐登牛山の隣には上岐登牛山というのもあり、そこもいずれ登ってみたいと思う物好きなのでした。

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