2005-02-27

完全無欠の大学院生

一昨日、北海道大学の大学院生ご一行様をお迎えし、姿見の池周辺をご案内してきました。正確に言うと、案内したというよりはテストされていたようですけど。というのも、彼らは冬の大雪山実習の一環でやってきており、冬季のガイドツアーについて評価するという課題が出ていたからです。ツアーが終わった後に、今日のガイドの良かった点・悪かった点などを議論するというのですから、冷や汗ものです。

とはいえ、たまには外部評価を取り入れるのも悪くはありません。むしろ歓迎すべきことです。いつもたった二人で自分たちのガイド内容を点検していますから、どうしても視点が偏りがちになるからです。お客さんの立場ではなく、ガイドの立場からものを考えがちになってしまうのです。そこに風穴を開けてくれるというのなら、耳が痛くてもしっかりと評価を受け止めなくてはならないでしょう。

結局、彼らの評価はなかなかに厳しいものでした。指摘には非常に鋭いものもありましたし、改めて考えさせられる部分もありました。そのあたりについては、いずれここで詳細に考察することになるでしょう。

曇りのない純粋な眼で私たちに助言をくれた天使のような大学院生達。彼らはこんなすてきな格好でやってきました。


完璧です。冬山仕様です。何があっても生き残れそうです。惜しむらくは、その日好天で暑いくらいだったということでしょうか。

残り一年の修士課程を全うし、再び私たちに素晴らしい助言を与えてくれることを期待しています。

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