2007-07-31
さまよえる山頂標識
ふと昔撮った写真を思い出し、同じ画角で撮ってみました。8年前と比べると、ザックも変わっているし、中の装備も同じものはほとんどないし、撮っているカメラも違うし。変わらないのは景色だけ・・・って、何かが違う気がするんですけど・・・。この違和感。ああ!山頂標識の位置がずれている!?
三角点の標柱(写真右にある白いの)は動かないんだから、ということは山頂標識が移動しているということですよね。いつのまに移動していたのでしょう?全く気がつきませんでした。
そんなわけで過去の写真を漁ってみると。2年前のものがありました。さて、三角点標柱と山頂標識の位置関係は、と。む?むむむ。99年とも07年とも違う!
99年の写真Aと05年の写真Cを比べると、山頂標識の位置はy軸が変わらずにx軸だけ-方向(左)に移動しています。そのため写真Cでは両者の間に二人入ることができます。05年の写真Cと07年の写真Bでは、同様にx軸が変わらずy軸の-方向(手前)に移動していることがわかります。
これは大発見だ!山頂標識は毎年すこしずつ動くものだったのです!夜中、あなたが寝ている間に、ごそごそ、という音が聞こえたなら、それはきっと山頂標識が移動している音なのです・・・。いやいやそれとも山頂標識自体は移動していなくて、地面というか大陸というか地球そのものの方が動いているという可能性だって捨てがたい。そう、忠別岳の山頂標識こそが世界の中心・原点Oだったのだ!
とかなんとか、しょうもないことばかり考えるある夏の日。本当の理由はなんなのでしょうね。山頂標識の高さが変わっていることがヒントになりそうですが。
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4 件のコメント:
スイマセン。山頂標識の謎、よく分かりません。写真では高さもよく分からなくて。
忠別岳付近には古い「宮三角点」があると読んだのですが、ご存知ですか?
あれ?文章の書き方がよくないのでしょうか・・・すみません。
標識の高さは、AとBを見比べるとおわかりいただけるかと思います。
ザックの高さはほぼ同じですので、“忠別岳”のプレートの位置が異なることが見て取れます。
宮三角点というのは存じませんが、写真Cには三角点らしきものが二つ写っていますよね。
標識右にあるものと手前にあるものと。
どちらかがそれなのでしょうか?
標識の謎については、余りに散文的な推理しか浮かびません。次回ツアーに参加したときに教えてください。
「忠別岳の」宮三角点については一言書いてあるだけで詳しい事は分かりません。しかもまだ原典が見つからなくて伝聞証拠(頭が痛くなりそうでしょ。)の域を出ません。
聞くのが早いかと思ったのですが、えっちらおっちら調べてみます。
冬になると抜いて寝かせて、春になると立て直すのかとも考えたのですが、そんな手間になることをするでしょうか?
たとえば、旭岳の山頂標識は真冬でもそのままですし。
宮三角点については、週末忠別岳に行ったとき見てきますね。
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