2008-05-08

林道歩きの末に、一等三角点・安足山

今週末にスノーシューツアーで行く予定になっている安足山。先週のピウケナイ山があの惨状だったので、すぐそばのこの山に雪があるはずもないのですが・・・。一応積雪状況の確認に行ってきました。

愛山渓から当麻に抜ける林道・月見山線を使って歩き始めます。いきなりゲートがあり、一般車両は通年通行止めと看板が出ていました。

目指すはあの台地の上なのですが・・・。もう見るからに雪がありません。ずっとずっと林道をたどるしかないのでしょうね。地形図によると山頂までは林道が繋がっていませんから、最後は薮漕ぎですか。ああ、雪さえあれば!

全く展望のない林道を淡々と歩き、ようやく見えたのはこの景色。上川町の方向です。大雪山はすぐそこなのに、そちら方面は見えません。

薮漕ぎ覚悟で来たものの、実は山頂まで林道が続いていました。地形図には反映されていない新しい林道なのでしょう。楽できて良かったような、おもしろみが全くなかったような。 そして山頂からの景色は、この通りなし。

あるのは一等三角点だけ。点の記によると選点は明治37年とのことですが、どうしてこんな展望のないところに一等三角点を設けたのか不思議に感じてしまいます。当時は高い木に囲まれていなかったのでしょうか?

下りの林道歩きは、芽吹き始めた木々を楽しみながら。カエデやダケカンバ、ナナカマドやあれやこれやが、それぞれに違う色の新緑を見せてくれました。森林浴大好き!という方なら楽しめそうです。それと三角点マニアの方も。

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