2009年のスノーシュー歩き初めは、やっぱり旭岳界隈。ガマ岩の駐車帯に車を置いて、三等三角点・勇駒別を目指します。
なんだか久しぶりにこんな青空を見た気がします。旭岳山頂ももう少しで姿を現しそうな。
車道からゆるやかな尾根にとりつけば、そこはダケカンバとエゾマツの混交林。意外なほどの巨木の森。木々を縫い縫い、見上げる青空がホント爽やかです。気温は低いのですが、日の光が当たっているので行動中はむしろ暑いくらい。
やがて左手方向の展望が効くようになり、真っ白に雪化粧した針葉樹林の森が眼下に広がっていました。ちょうど旭岳温泉に向かう車道が走っているあたりですが、こう見るとさっぱりわかりません。
場所によっては木々の間から右手の景色も見られました。富良野西岳・芦別岳を含む山塊が見えています。
スノーシューで登るにはちょうどいい斜度の尾根を伝って、ここが三等三角点・勇駒別。周囲より一段小高くなっていて、いかにもピークという感じはしますが、いかんせん木々が邪魔をして展望は全く得られません。
景色が見たいなら、もう少し先に足を延ばしましょう。三角点を通り過ぎてゆるやかに下っていけば、すぐにこんな展望が!あれは、あれこそは旭岳!針葉樹の絨毯の向こうにしろがねの山。2時間弱歩くだけでこれを見られるのですからたまりません。雪が締まった春に来るのも良さそうです。
さらに旭岳方面に進んでいくと、広い広い沼にたどり着きます。きれいな円形のこの沼は、なんでも「カモ沼」と言うそうで。雲さえなければ沼越しに旭岳が見えることでしょう。雪が溶けて沼が現れる時季に来たら・・・
さらにさらに足を延ばして、勇駒別川沿いに旭岳温泉まで。スノーシューを履いていてもヒザくらいまで埋まる積雪の中、わっせわっせと計5時間歩き、正月ボケの体には良い刺激となりました。
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