2011-02-28

快晴の長留内岳

山以外の仕事があらかた終わり、今週は怒濤の下見ウィークです。昨日の上岐登牛山に続き今日は幌加内町にある長留内岳に行ってきました。

最初は、ほろたちスキー場のリフトを利用して高度を稼ぎ、そこから東尾根伝いに山頂を目指す予定でした。でも、スキー場西側の林道が除雪されていてそこそこ奥まで入れたので、そちらから歩き出して南尾根を使うことにしました。

除雪最終点からすぐにこの展望。真っ青な空の下に、白く輝く長留内岳が両側に尾根を広げて鎮座しています。この雪原を突っ切って、さてどの尾根に取り付こうか。

標高点242mまでなんとなく林道跡をたどり、同616mから東に延びる尾根に乗りました。基本、広く緩やかな尾根筋です。二箇所ほどスキーではちょっと苦労する急で狭い登りがありましたが、スノーシューなら楽勝な感じです。

途中、ちらちらと長留内岳の山頂部が見えてきて登行意欲を増してくれます。

標高点616mから先は広くて緩やかな尾根。左右と背後に展望が開けるので、ゆったりとあたりを眺めながら進んでいきます。

あのダケカンバの先が山頂です。木々もまばらで見通しも良さそう。所要時間は2時間ちょっとでした。思ったよりかからなかったのは、除雪のおかげが一つと、歩きやすい雪だったことがもう一つ。適度に締まった雪で快適に歩いてこられました。

山頂からの眺め。東方面。手前の雪原と奥の雪原の境目くらいから歩き出してきました。

西方面の眺め。日本海側ですね。

遠くはやや霞んでいたものの、ほぼ完璧な展望。暑寒別の山々や、十勝連峰や、表大雪など、あらゆる山が見えていました。間近には三頭山もきれいでした。そのあたりの展望は登ってみてのお楽しみということで。

下りは当然違う尾根をたどって。東尾根を使います。標高点511mを経由して同242mに下り、周遊を完成させる心づもりです。

太陽が高くなり雪が重く湿ってきて、 快適な滑りにはほど遠い状況でした。途中シールをつけなおしたりもして、所要時間は2時間弱。この山はスノーシューの方が楽しいかもしれません。

2 件のコメント:

モンタン さんのコメント...

こんばんは

古里の山にお登りですか~
太古の山と認識してます。この山の近くではアンモナイトとかが採れるのですよ~
夏は畑シメジとかもね~熊も捕れまっせ!
巣穴があるともっぱら有名な場所ですが、最近はどうなったやら?
冬に登るのがもっとも賢明ですね。
地図で見るとここの山より西側の山々は低いので日本海が見えるんですね~
登った事がないので新発見ですわ~
それにしても、片道4.5km位でしょうか、結構距離あるんですな~
帰りは山スキーなら楽かな?
お疲れさま。

DOEI Takuma さんのコメント...

スキーは思ったよりも楽できませんでした。
あまり滑るのに適した斜面がないんですよね。
私もここまで素敵な山だとは予想してなかったので、ぐるりと景色を眺められて嬉しい誤算でした。
地質的にも面白いのですね。