2006-12-17

データで見る山楽舎 (3)催行率

データで見る山楽舎、3回目はツアー催行率について見てみます。


2006年夏山ツアーの催行率

 

計画ツアー数(a)

催行ツアー数(b)

催行率(b/a)

65

51

 78.5

5月

100.0

6月

 77.8

7月

100.0

8月

14

13

 92.9

9月

12

11

 91.7

10月

14

 57.1

11月

 42.9



5月から11月の夏山シーズン全体では、 65ツアーを計画し、そのうち実際に催行されたのが51ツアー、なんらかの理由で中止されたものが14ツアーとなりました。催行率は78.5%。おおざっぱに言うと、10回に8回はツアーが催行されたことになります。ツアー中止の理由は大部分が天気(つまり雨)ですから、これはなかなか良い数字に思えます。

月別に細かく見ると、5月と7月の100%が目を惹きます。8月・9月も計画ツアー数が多いにもかかわらず催行率は9割を越えています。7~9月に注目すると中止となったツアーが2つしかないという驚くべき結果になっています。この3ヶ月間の晴天率が異常に良かったのかといえばそんなこともなく、天気との巡り合わせが良かったのでしょう。

一方、10月・11月の催行率はぐんと下がって5割程度となっています。この時期は催行人数に満たず中止となるツアーが出てくるのに加え、悪天が目立ったのが理由です。特に10月前半には4回連続で悪天によってツアーが中止され、それが大きく催行率を下げています。

悪天中止の際は日を改めてツアーを催行するということもありますが、お客様のご都合がそれを許さない場合も多々あります。まさに天気次第の催行率、山行ツアーは水物という結果となりました。

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