長い冬を終え、若葉が芽吹き花がほころぶ季節がやってきました。よくよく見ると、日当たりや標高や地形の違いによって、一つの山の中でも季節の進み方に早い遅いがあったりして。
たとえば、オオカメノキ。

あるところに、まだ冬芽がようやく開き始めた状態のものがある一方で、

別の場所ではすっかり開ききっている葉があったりします。

花にしても、まだしっかり縮こまっているものがあるかと思えば、

きれいに咲き誇っているものもあります。
他にも、ヒトリシズカの場合では、

完全に葉が閉じているもの。

わずかに開いた葉の間から花が顔を覗かせているもの。

きれいに咲き始めたもの。
と、すこし見る場所を変えるだけで、いろいろな段階のものに出会えます。
わずかに移動する労力と少しの想像力さえあれば、早回しのフィルムでその花の生長を見ているような気分になれる。かもしれませんよ。
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