2005-07-08

気をつけよう甘い言葉と古い靴

一年に一度くらい、登山靴のソールがはがれる事件に遭遇します。

長年、下駄箱の中やタンスの中に使われずにしまわれていた登山靴は、知らないうちにソール部が劣化してしまいます。見た目ではそうとわかりませんが、歩き出すとすぐに接合部からパン屑状のものがこぼれだし、小一時間も経つと靴から離れたソールがベロンベロンと音を立てだします。そうなると歩くことは困難になり、登山を続けることができなくなります。その日が雲一つない快晴だったりすると、目も当てられません。それに、靴が駄目になってしまえば、下山もままならないなんて事態も考えられます。もはや遭難の一歩手前。せっかくの山行を楽しいものにするためにも、5~6年使っていない登山靴を使う時には、山に来る前に試し履きをすることをおすすめします。


常備している針金とペンチで応急処置

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