赤岳-黒岳縦走コースの下見に行ってきました。この日は、午後からは雨が降るとの予報で、山の上はすっかりガスに覆われていました。
数メートル先の登山道が、白く濁ってよく見えません。そんな中、目を楽しませてくれるのは、足下に咲く色とりどりの高山植物。特に、赤岳から小泉岳に至る道中は、今まさに旬。ガスの中にいることなどすっかり忘れて、ただただ下ばかりを眺めていました。
まずは、チョウノスケソウ。
続いて、エゾオヤマノエンドウ。
さらに、ホソバウルップソウ。
おまけに、キバナシオガマ。
次から次へと現れ、しかもそのどれもが、この時期この場所でしか見られないのですから、ありがたみも一入です。
視界の効かない山というのは、一般にあまり好まれてはいませんが、1人静かに高山植物のお花見をするのには結構いいものですよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿