2008-12-22

四国山行(?)14日目 武奈ヶ岳

12月3日(水) 晴れ


早朝、大覚寺そばの先輩宅を辞し、JR嵯峨嵐山駅から京都駅へ。まだ暗い時刻だというのに通勤通学の人で席はいっぱい。みんながみんな目を閉じて休んでいます。なんだか旅をして遊び歩いているのが申し訳なく感じる都会の朝の光景です。

今日は昨年もお世話になった大阪の知人と再会し、武奈ヶ岳という山に連れて行ってもらうことになっています。いったいどんな山なのでしょう?全く情報を持たずに山を登るというのもドキドキしていいものです。

京都駅から大原を抜けさらに北上し、やってきた山間の集落。見事な紅葉を横目に登山開始。

前半は植林地の急登でした。よく植林の中を歩くのはつまらないと言われるようですが、見慣れない樹種であれば植林でも興味深く眺められるものです。この木何の木?

急登で一気に標高を稼いだら、しばらく緩やかに落ち葉の道が続きます。晩秋を体感させてくれる気持ちの良い道です。

御殿山を越えると、そこから先はたおやかな稜線が武奈ヶ岳まで続いていました。高木もほとんどなく景色を遮るものがないというが魅力的です。標高1000mそこそこでこんなに素敵な山があるとは、近畿侮り難し。連れてきてくれてありがとうございます!最高です!

きょろきょろ景色に気を取られているうちに、あっという間に山頂到着。

立派な山頂標識の後にはお地蔵さん。みんなそろって琵琶湖の方向を向いて座っています。そう、この山頂からは琵琶湖が見えるというのです。

ほら、こっちに!・・・こっちに・・・こっちの雲海の下に・・・ある・・・のですか?あるのですね?いや、湖が見えなくたって、これはこれで素敵な景色ですよ。

下山後は登山口付近で紅葉を楽しみます。黄色いモミジも今が盛り。

赤いモミジはすっかり葉を落とし。晩秋の武奈ヶ岳はとても素晴らしい低山でした。

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