2012-04-16

旭岳温泉から層雲峡温泉へ(凌雲岳経由)

土・日と快晴のツアーを楽しみ、明けて月曜日。まだお天気が持ちそうだったので、急遽山へ行くことにしました。前々から気になりつつも未踏だった凌雲岳を目指します。事務仕事とかいろいろ残っているのは取り合えず忘れることにして。たまにはいいですよね。

旭岳ロープウェイ山麓駅に車を置いて出発。昨日・一昨日と異なり、雲がちではありますが、雲底は高く旭岳山頂も見えています。

スキーコースをてくてく登って姿見平に到着。一昨日と比べると地肌の黒い部分が目立ってきました。強い陽射しに雪融けが進んだようです。

裾合平に進路を取り、ほぼ一直線に進みます。途中風当たりの強いところでは、植生が顔を出していました。コケモモとガンコウランの葉が目立っています。

正面に見える北鎮岳を目指してまた一直線。雲が薄くなり青空が出てきました。

北鎮分岐を乗越すと、

ようやく凌雲岳が見えるように。昨日、一昨日は真っ白に見えていましたが、雪はほとんどなくなっているようです。

最初は沢筋の雪をたどり、後半は岩を踏んで凌雲岳山頂に到着。ケルンがいくつかと標識代わりの木棒が建ててありました。

景色は絶品です。360度ぐるりと見渡すことができます。特に印象的なのは愛別岳。

夏道よりも若干東側に進路を取り凌雲岳から黒岳を目指します。

雪に埋もれた黒岳石室(と立派なトイレ)。初めて来た人がこれを見たら、確実にトイレに向かうでしょうね。背後に石狩川を隔てたニセイカウシペ。

完全に雪がない黒岳山頂。ここまで誰にも会いませんでしたが、山頂には5人のスキーヤー・ボーダーがいて賑わっていました。

黒岳山頂からお鉢平方面。

雲はどんどん薄くなり陽射しは暖かく、いつまでもひなたぼっこしていたくなります。今日はスキーを使って来ましたが、ここまではほとんど歩くのみ。ようやく滑ることができます。

一気に滑り降りてロープウェイ駅に到着。所要時間は6時間15分。歩行距離17.1kmでした。お天気もまずまず、景色も楽しめ、未踏の頂も踏み、たいへん充実した一日でした。

これで旭岳温泉へ車を取りに行く面倒さえなければパーフェクトなのですが・・・

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