いつもの年なら紅葉はすっかり終わり、雪に覆われ始める10月上旬の大雪山。でも今年に限っては、お天気も良く、気温も高め、紅葉も見頃の三連休となり、たくさんの登山者で賑わったのでした。
そんな中、高原温泉から緑岳に登ってきましたので、紅葉の様子をご紹介。
まずは高原温泉。快晴の空の下、山は主に黄色の木々に覆われています。駐車場は満車。マイカー規制が終わってから紅葉のピークが来ることは稀なのですが、いざそうなると混雑が大変なことになってしまいます。
大雪山で今年初めて目にした霜柱。南アルプスで初霜を見てから12日が経って、ようやく大雪山でも晩秋の訪れを知ることができました。
快晴の空から届く陽光が、色づく木々を通り抜け、登山道を柔らかく照らしてくれます。
ダケカンバの黄色もくすむことなく鮮やかです。
ナナカマドも良い色しています。今年これだけきれいな赤は見られないと思っていました。
見晴台から見晴らすとこんな感じ。黄色だけが目立つのは今年の特徴かもしれません。
第一花畑に至るとぱっと視界が開けて、チングルマの向こうに緑岳が見えます。
第二花畑へと木道をてくてく。チングルマ畑の縁にあるウラジロナナカマドはなかなか良い色していました。
赤黄緑。空の青。そして月。いいですね。
エイコの沢を見下ろすと、ここもまた良し。太陽をたっぷり浴びて黄金色に光っています。
岩レキ帯まで登ってしまうと紅葉はおしまい。いつもは真っ赤に色づく枯れ沢沿いのナナカマドも終わっていました。
帰り道。太陽の当たり方が変わって、見え方も全然違うものに変わります。同じ道を下っても楽しさ二倍というところ。輝くチングルマの綿毛。
立派なダケカンバ。
ナナカマドも鮮やか。
ミネカエデもきらきらしています。
登山口付近の赤と黄。ナナカマドとミネカエデ。ここまで良い色が今年見られるとは・・・感無量。
これだけ紅葉を見られれば、後は雪の到来を待つのみ。 遅れている初冠雪はいつ?
0 件のコメント:
コメントを投稿