天人峡から化雲岳へ続く登山道。三十三曲と呼ばれる道をくねくねと登って行くと突然平らな台地にでます。そのしばらく先にあるのが「滝見台」。名の通り眼下に羽衣の滝を望み、さらに上方には旭岳まで見ることが出来ます。
今日歩いてきたところ、滝見台近辺標高900m~1000mあたりにほどよく紅葉した木々を見つけられました。
滝見台から柱状節理を覆う紅葉と旭岳。真っ青な空が印象的です。
モミジの紅葉。登山道脇の赤い葉は落葉したものがほとんどでしたが、この数本だけはまだまだ元気そうです。針葉樹の緑ばかりの中に、突然鮮烈な赤が混じり、思わず目を奪われます。
モミジの黄葉。赤も黄も葉をよく見てこなかったので、樹種ははっきりしません。今写真を見る限り、赤:ハウチワカエデ・黄:オガラバナに思えますが。
ツリバナの実。赤熟してはじけた後。一本の木から沢山の赤い実がぶら下がっていて、その下を見上げながら歩いていきます。
全体的に見ると、昨年と比べて紅葉の進みは早いようです。ほとんど終わりかけに見えました。とはいえ、個々の木に注目すると、見事な色づきのものがありますし、谷底を見下ろすとまだこれから色変わりしようかというものもあります。天気さえ良ければ、旭岳を眺めがてら紅葉見物をするのも良さそうです。
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